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3話 ページ7

あの誘拐おじさん事件
(僕がそう呼んでるだけ)からはや2週間

僕は頭の片隅にあの事務所のお話を片し
バレエのレッスンや学校の勉強に勤しむ日々が続いていた

ガヤガヤ

うちのクラスは比較的に大人しい人が多い
世の中で不良と呼ばれるような生徒はまず居ない
ちょっとやんちゃなくらいだろう

SN「A〜
今日はバレエあんのか?」

肩を組んできたのは僕の数少ない友人の
ミン·ソンウだ
サッカー部所属の1年リーダーで
人の前に立つリーダー性があるやつ
なんでそんなやつと僕が友達になれたかは
未だに不思議でしょうがない

SN「おいA!
俺が聞いてやってんだそ早く答えろ」

『ごめんって
今日はなんにもないよ遊ぶの?』

頭が混ざりそうなほど僕の頭を振ってきた
怪力だからやめてくれ

SN「そーだよ
今日は部活も暇だし
うち来いよ、弟も遊びたいって言っててよ」

さわやかに笑うこいつはほんとにキラキラしてる
こういうやつがアイドルとか向いてそうだよ

『いーよ
おばさんのお菓子も美味しいしね〜』

SN「お前それ目当てだろwww
早く行くぞ」

足早に教室を出てソンウの家へ
向かうはずだった

1年生の下駄箱の前に
肌が白くて目がちっちゃくて人相の悪い
不健康な感じの男性がこちらを睨んでいる

SN「おい、あれどう見ても不審者だろ
迂回して帰るか」

『うん、めっちゃ目付き悪いね』

SN「クソ人相悪ぃ
とっとと行っちまおうぜ」

ソンウに手を引かれ歩き出すも
何故かさっきの男性からの視線を強く感じる

なんにもないよね?



?「おい、パク・A
そのちっちゃい方のやつだ」

当たってしまった

やばいソンウが引っ張ってくれるのに
全然歩けない、泣いちゃいそう

?「Aほら迎えに来たぞ、
今日はパンPDは来れないんだ」

そう言うと僕の腕を掴んでずんずん歩き始めた
この人誰? 怖すぎるんだけど
待ってパンPD?

SN「おい!A泣いてるじゃねえかよ
お前どう見ても不審者だろ
手離せよ!!!!」


?「A、一緒に来るだろ?」

僕は泣くのが止められずでも
パンヒショクさんのところの人なら
見てみたい

精一杯首を縦に振ってその人についてく

SN「おいA!」

『大丈夫だよ 知ってる人のとこに行くから』

それでも知らない人に触られてると考えると
涙が止まらない

『ひっ…うぅ』

?「そんなに泣くなよ」


____________________________________

作者より
今回来た男性は誰なんでしょうねwww

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みき - もう最高です。男主可愛すぎ! (2021年3月14日 13時) (レス) id: 7e32937179 (このIDを非表示/違反報告)
壱くん(プロフ) - コメントが心の励みです! (2019年9月27日 23時) (レス) id: 816cd4bbb0 (このIDを非表示/違反報告)
壱くん(プロフ) - ありがとうございます!嬉しいです!更新頑張ります!!! (2019年9月27日 23時) (レス) id: 816cd4bbb0 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 大好きです…!応援してます頑張ってください!! (2019年9月27日 21時) (レス) id: fc16481cf6 (このIDを非表示/違反報告)
壱くん(プロフ) - 読んでくださりありがとうございますー!! (2019年9月24日 9時) (レス) id: 816cd4bbb0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:壱くん | 作成日時:2019年9月12日 1時

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