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2話 ページ6

ぼーっとしたまま家路についた

”BIG HIT” 頭からその単語が離れない

ガチャ

『おじいちゃん!ポポー!
ただいまぁー!』

飛びついてくるのは可愛いうちの猫ポポちゃん

ロシアンブルーのメス猫だ

雪で濡れた靴とコートを脱ぎ足早にリビングへ向かう

『おじいちゃん〜!
今日外すごい寒かったね〜』

祖父「あぁ、おかえり
早く飯にしよう、手を洗って
今日はお前の好きなトマトチゲ鍋だ」

『やったぁ〜!ふふっ♪』

おじいちゃんのチゲ鍋は世界一だ!
しかもトマトなんて僕は今日はラッキーだな

鏡に移る自分の姿
(パン·ヒショクさんは僕のどこを見たんだろう
自分の良さなんて自分じゃわかんないよ)

祖父「はやくせんかい!冷めちまうぞ」

やばい!急いで手を洗ってリビングへ

『わぁ〜美味しそう』

ほかほかでいいにおいがする
心までほんわかする気がする

祖父「ほれ、はよ座れ」

『はーい!』

祖父「『いただきます』」

トマトがほろほろで一緒に入ってるチーズがとろけて美味しい
ほっぺたが落ちちゃいそうだ

『ん〜、美味しい〜』

食べるのが止まらない!おじいちゃんのご飯はほんとに美味しい

祖父「そうかそうか
ゆっくり食え、まだまだおかわりあるから」

おじいちゃんと団欒は終わり
お風呂をすませ、寝室へ







部屋でポポちゃんを抱き抱え
ベットでゴロゴロしていた

『ねぇ、ポポちゃん
僕今日スカウトされちゃったの
名前も知らない全然有名じゃない事務所
でもね、普通なら怖いけどさ
僕ドキドキしちゃったの
何でかなぁ、僕はバレエしか出来ないのに
アイドル事務所なんて向いてないよね?』

ポポはその瞳で僕のことをずーっと見ていた

全てわかっているかのようだった

『でもやっぱよくわからないんだ
世の中って難しいよね〜』

ポポに聞けばなにかわかる気もしたけど全然わからない

中学一年生の僕には上手く考えられなさそうだ

擦り寄ってくるポポの温もりを感じて僕は眠りについた

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みき - もう最高です。男主可愛すぎ! (2021年3月14日 13時) (レス) id: 7e32937179 (このIDを非表示/違反報告)
壱くん(プロフ) - コメントが心の励みです! (2019年9月27日 23時) (レス) id: 816cd4bbb0 (このIDを非表示/違反報告)
壱くん(プロフ) - ありがとうございます!嬉しいです!更新頑張ります!!! (2019年9月27日 23時) (レス) id: 816cd4bbb0 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 大好きです…!応援してます頑張ってください!! (2019年9月27日 21時) (レス) id: fc16481cf6 (このIDを非表示/違反報告)
壱くん(プロフ) - 読んでくださりありがとうございますー!! (2019年9月24日 9時) (レス) id: 816cd4bbb0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:壱くん | 作成日時:2019年9月12日 1時

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