愛しの98’sマンネ

12話 ページ16

コンコン

PD「入ってくれ」

ガチャリ


SG「失礼します」

HS「失礼します」

NJ「失礼します」

『しっ、失礼しますっ』ボソッ


入った社長室には
僕達以外に4人の男の人がたっていた
その人たちは事務所ないで
たまにすれ違うくらいの人だった

みんな怒られるのかな？
そんなことないよね？

そんなふうに考えていると涙がまた溢れ出す

PD「急に呼び出してすまないね
悪い話ではないからそんなに固くならないで
今回は君たち8人に用があってね」

そう言うとそこにいる8人を
端からじっと見つめる

PD「あんまり焦らしても意味ないからな
君らには8人でアイドルグループとして
デビューしてもらう！」

へっ？
クビじゃなくて？
デビュー？アイドル？？？？

SG「デビューですか？」

PD「あぁ、その通りだよ
ナムジュンくんをリーダとして
防弾少年団という名前で
デビューさせたいと思う」

？「防弾少年団？
どういう意味なんです？」

PD「その意味としてはな
周りからの10代・20代に向けられる抑圧や偏
見を止め、自身たちの音楽を守り抜くという意
味をこめているんだ
君たちには自分の音楽を貫いて欲しい
どんな事があってもね」

PD「このメンバーを選んだ理由も
このグループ名とかかっているんだよ
君たちなら出来ると思ってる」


こんなかっこいい名前を頂けるなんて
感動で胸がいっぱいだ
僕がデビューできるなんておもってなかった


NJ「パンPD…
やります、やらせてください！」

HS「はい！よろしくお願いします！」

SG「精一杯努力します！」

？「僕らなりの音楽つくります！！」

『よっ、よろしくお願いしますっ』ボソッ

？「ありがとうございます」ボソッ

？「このメンバーで頑張っていきます！」

？「がんばります！！！！」


PD「その意気だ
君らには期待してるさ
そしてメンバー同士の親睦を深めるためにも
と思って宿舎を用意している
そこで8人で共同生活をしてもらうよ」


えっ！
知らない人達と同じ部屋で暮らすの？
どうしよう(＞＜)


神様、ポポちゃん、おじいちゃん
僕は一体どうなってしまうんでしょう(泣)

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