タンポポEND4 ページ24
私の腰に抱きついてきていたのは、
タンポポ…いや、黄色い頭の善逸だった。
あ、これ私終わった。と瞬時に頭が理解した。
善「や、やったぞぉぉおおお!!!俺はやった!ついにAさんと結婚できるぞ!!!」
『いや聞いてない聞いてない。結婚とか聞いてない』
善「何度も言ったよね!!!Aちゃん!!婚姻届を飛行機にして飛ばしてくれてたじゃない!!!忘れたの!!!」
もちろんあそこまで衝撃的な話を忘れるはずないでしょうが。
恋仲でもない人に、急に婚姻届を持ってこられることなんて、この先そうないと思う。というかないことを願う。
宇「おい善逸…!!結婚はダメだろ。一生独占権じゃねぇんだし」
『いや、あなたもしっかり一生独占権にしようとしてましたけどね??』
炭「善逸………。」
わお、炭治郎が怖い。今なら鬼舞辻ちゃんも1発だと思うよ(白目)
善「ひいいいいいいいいいい!!炭治郎が怖いいいい!!!」
善逸は私を引きずりながら、炭治郎や柱の前から逃げ出した。
あれ、なんで私は彼に引きずられてるんだろう←
・
・
・
善「Aちゃん…俺ら、もう結婚を約束した仲だし…いいよね?」
『いや、あの約束した記憶が断片すら残ってないのですが…って聞いてる?善逸君?おーい』
善逸はゆでダコのように真っ赤な顔で、私の肩に手を置く。
おい待て、その手をどうするつもりだ。
善「俺…初めてだから下手かもしれないけど…大丈夫、絶対気持ちよくするし!!!」
善逸は私の羽織をするりと脱がせた。
『おいまてタンポポ。何流れでおっぱじめようとしてるの?!?!?
めちゃくちゃびっくりしたわ、今!!!!』
善「ええええええ?!ダメなの?!ダメなの?!」
『ダメに決まってるでしょうが!!!!バカ!アホ!!変態!!!』
善「変態ッ…?!」
善逸はあからさまに肩を落とした。
まて、だからなんで私が罪悪感がを感じてるんだ。感じる必要は1ミリもないでしょう?!?!?
善「……もうどうにでもなれぇぇえええ!!!」
『ちょっ、善い…』
善逸の唇が私の唇に触れた。
その瞬間私は、善逸の頭にゲンコツを食らわした。
『この…エロガキ!!!』
善「酷ぃぃぃぃ!!!でも結婚して!!」
『しない!絶対しない!!!』
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我妻善逸END
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るる - カオスすぎるwwwwwww (8月9日 23時) (レス) @page36 id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - イラスト描きたいんですがどうやって見せるの?… (2023年3月1日 0時) (レス) @page36 id: 122c47ab2a (このIDを非表示/違反報告)
廣岡唯 - おいおいこれわああああああああああああ (2022年11月22日 13時) (レス) @page2 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
頭のおかしい人 - 人間がまともなんですよね。ん?あ、間違えた鬼がまともなんですよね←おい!!by頭のおかしい人の友 (2020年4月30日 13時) (レス) id: 30b9b87e27 (このIDを非表示/違反報告)
お泊まり - 神でした(小説が) (2020年2月25日 23時) (レス) id: 322405a4e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひかり | 作成日時:2019年10月14日 23時