Episode36 "Garden" ページ37
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レオナ「対価は…………」
スッゲェためるな………。
っていうか、そもそもコイツ、対価のことなんて少しも考えてなかったんじゃ。
だとしたら、俺が一方的に自分の首を絞めにいったようなもんじゃねぇか。。
『あの、帰りてェ』
レオナ「大きな対価はナシだ」
『……………お？？』
レオナ「なんだその態度。あぁ……まさか、この俺の為に何かしたくてウズウズしてたとか？」
『んなわけあるか!!さんざん考えた答えが結局それなことに驚いてんだよ。時間の無駄だった』
レオナ「そんな怒んな。必要な時に呼び出してやるよ。俺への対価内容は小分けにするからな」
『………ハナから聞くんじゃなかった』
レオナ「ハッ、今思いついた。その言葉遣いなんとかしろ。俺は上級生、王子サマなんでな。常に丁寧な言葉遣いを心がけろ」
『……あー、はいはい。レオナ"さん"』
レオナ「それからデラックスメンチカツサンドが売ってる日には、買って植物園までもってこい」
『はぁ!?そんくらい自分でッ、』
レオナ「ギャンギャンうるせぇ。もう俺は寮に戻る。お前もさっさと帰れ」
レオナ先輩は俺に背中を向けて、サバナクロー寮へと帰っていった。
この学園の寮生の性格が、時々、ロイヤルソードアカデミーの奴らみたいに優しくなってくれないかと思うことがある。
99年無理だったんなら創立100年目になる時もきっと無理だな。ま、それがこの学園の特性だ。
そんで、その後も俺は各寮長から声をかけられた。
規律やら、パーティーのことやら、寮長は何たるかとか………あとは、、
『ぇ………今、なんておっしゃりました？』
目の前に立つ大きな角を持った男に、俺はそう質問した。つまりコイツは、マレウス・ドラコニアだ。
今、 "ちゃんと友になろう" と言ってきた。
マレウス「前に会った時、返事が聞けなかった。元オクタヴィネル寮長が……アンバリアスがお前を引き取りに来てしまったからな」
『ぁ、まあ。もちろん……寮長同士の交流を深めるのは大切だし。あー、友達になりましょうか』
マレウス「フフ、僕が恐ろしいくなったこか？なぜか今日は丁寧な口調で話すのだな」
『レオナ先輩が、王子様には敬語を使えっていうので』
マレウス「僕の前ではいい。好きに呼べ」
『……ありがと。呼び方は"マレウス"でいいか？』
マレウス「あぁ。これからは共に協力し合おう。A」
Episode37 暴かれる心→←Episode35 "Housewarden"
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かれーらいす(プロフ) - 憂さん» ありがとうございます！ (8月11日 3時) (
レス) id: 5ca5f702d5 (このIDを非表示/違反報告)
憂(プロフ) - とっても面白いです!!すごい速さで読み進めてしまいました笑 お話の続きが気になりすぎます!!お身体などにお気をつけて無理の無い程度に更新頑張ってください!!続きを楽しみに待ってます!!( *´꒳`* ) (6月14日 3時) (レス) id: 9c386c62ed (このIDを非表示/違反報告)
かれーらいす(プロフ) - 檸檬さん» ありがとうございます!!お話を面白い方向に持っていけているか不安だったのですが、檸檬さんのコメントを読ませていただいてとても嬉しく思いました*ˊᵕˋ*これからも宜しくお願いいたします。 (2023年2月7日 21時) (レス) @page29 id: 75feb1bede (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - すごく面白かったです！！男主くん………すっごい好みです……性格もプロフィールも全部好みなんです！初めて読ませていただいたときからハマってしまいました！お体に気をつけて更新頑張ってください！応援してます(*^^*) (2023年2月7日 19時) (レス) @page29 id: 069557edb4 (このIDを非表示/違反報告)
かれーらいす(プロフ) - 零さん» 励みになるお言葉ありがとうございます！更新遅れないように努めます！ (2023年1月28日 21時) (レス) id: 75feb1bede (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かれーらいす | 作成日時：2022年6月19日 17時
