171話[氷帝マディアム╽：23目] ページ8
次の日の部活
跡部：「A、今日の練習の事なんだが」
榊：「A、備品のことについて確認したい」
芥川＆向日：「「A先輩！手伝います！」」
宍戸：「Aさん、俺のフォーム見ててくれますか？」
滝：「宍戸の次は俺もお願いしていいですか？」
…というように、まるで乙女ゲームの様な感じになっている
私：(まあ、真面目にやってくれるならなんでも良いけど)
私：(それより…)
忍足：「Aさん、部活終わったので一緒に帰りません？」
私：(急にどうした忍足侑士)
自分の顔の良さを最大限に活かして私に甘えてきている
私：(こわ…私なんかした？)
もしかして…この世界は人の気持ちを容易く変えてしまうの？
私：(まあ、多分ここは「夢(小説)」の世界だしそういう事が起きてもしょうがないのかな…)
やだな、そう思った。
私：「…。」
私が黙っていると忍足くんがしゅんとした顔をする
忍足：「…やっぱりダメですか？」
私：「ち、違うよ！一緒に帰ろう！」
忍足：「ありがとうございます」
忍足はそう言った後小さな声で「よっしゃ」と嬉しそうに言った
私：(まあ、好かれて悪い事なんてないし、昨日みたいなツーンとした態度は悲しいからね！！)
2人で話していると、岳人くんがやってきた
向日：「あ、俺も一緒に帰っていいですか？」
忍足：「は？」
向日：「俺もAさんと帰りてーし、てかお前昨日一緒に帰れなかったじゃん」
芥川：「なになに？A先輩と一緒帰るの？」
と、芥川も輪に入ってきた
私：「それじゃあみんなで一緒帰りましょうか」
Aはにこにこしながら言った
忍足：「…俺が先約やったのに」
忍足がむくれた顔で言う
宍戸：「一緒に帰るならあそこ行かね？」
宍戸がそう言うと向日と芥川が笑顔になった
向日：「いいじゃん！行こーぜ！」
芥川：「行きたい行きたい！」
3人ではしゃいでいたが、すぐにA達のことを思い出し、Aの手を引いた
芥川：「Aさん行ったことあるかな」
私：「どこに行くの？」
向日：「おっしゃー！早く行こーぜ！」
忍足：「…俺も行く流れか？」
宍戸：「あたりめーだろ」
忍足は仕方がないという素振りを見せ、一緒に歩き出した
私：(結局…どこ行くの)
ーーー
see you
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スマホが壊れる - とてもどうでもいい事なんですが、作者さんも中学生なんですね。私は高校受験を控えているんですが勉強する気が起きないんですよ。大変かも知れませんが無理をしない程度にお互い色々頑張りましょう！ (1月4日 21時) (
レス) id: e35b25b471 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶琥子 | 作成日時：2023年11月12日 0時
