175話[氷帝マディアム╽：27目] ページ14
宍戸：「じゃ、食い終わった事だし帰るか」
私：「そうね、そろそろ帰らないと」
芥川：「え〜…もう帰るの〜？」
芥川は机に顎を乗せて言った
私：「もう暗くなって来ちゃったし、あんまり遅いと親御さんにも心配かけちゃうだろうし」
芥川は口を膨らませ、ムスッとした顔ではーいと返事をした
ー………ー
向日：「それじゃAさん、お疲れ様でした！」
私：「お疲れ様、みんなも気をつけて帰ってね」
芥川：「はーい！」
宍戸：「Aさんも気をつけて下さいね！」
私：「ありがとう」
忍足：「…。」
そして私たちは解散をした
しかし、忍足はAと同じ方向に進んだ
私：「忍足くんも家こっちなの？」
忍足：「いや、俺は…」
忍足は足を止め、顔を赤らめモジモジしだした
忍足：「Aさんと一緒に帰りたくて…その、あかん？」
忍足は上目遣いをし、私の袖を優しく摘む
ずーーっっっっ♡♡…きゅん♡！！！
私：(あっざと！！！い！！)
私：(あなたどこでそんな技を！！！年下関西弁ため口はもっとあかん！！そういうのアタシ大好きだから！！！)
私：「もちろん！一緒に帰りましょう！」
私はなるべく平然を装って言った
忍足：「…！それじゃあ行きましょか！」
嬉しそうな顔をする忍足くんを見て私も嬉しくなった
〜〜〜
オマケ
跡部の母、跡部瑛子は部屋で紅茶を飲んでいた
瑛子：「…。」
ノックの音が聞こえ、どうぞと言うとカチャリと扉が開く
そこに目をやると執事と客人が入ってきた
瑛子は立ち上がり客人に駆け寄る
瑛子：「久しぶりね、待ってたのよ」
A：「お久しぶりです。お待たせしてしまい申し訳ございません」
そう。客人はAだったのだ
瑛子は自分の息子の景吾からAを紹介され、それから甚くAの事を気に入ったのだ
瑛子：「謝らせたかったわけじゃないわ。さ、座って」
瑛子はソファにAを連れて行き、Aの隣に自分も座る
2人の距離はとても近く、肩と肩が触れ合いそうだった
瑛子：「最近学校はどう？楽しい？」
A：「はい、楽しいです。景吾君も毎日楽しそうですよ」
瑛子：「それは良かった。それじゃあ
少しお茶したらショッピングに行きましょうか」
瑛子は笑顔でそう言う。Aも笑顔で応えると紅茶を飲み始めた
ーーー
see you
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スマホが壊れる - とてもどうでもいい事なんですが、作者さんも中学生なんですね。私は高校受験を控えているんですが勉強する気が起きないんですよ。大変かも知れませんが無理をしない程度にお互い色々頑張りましょう！ (1月4日 21時) (
レス) id: e35b25b471 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶琥子 | 作成日時：2023年11月12日 0時
