【鬼滅の刃】炭治郎達は幼女を連れている

53和 後悔させるな ページ6

「へっ」

「なんだ」

炭治郎は男の言葉にぽかんとした


「い、いえ……そんな簡単に折れるとは思わなくて」

「俺をなんだと思ってんだ」


男は説明した


「治癒の異能は今はまだ完全に開花しておらぬ、
だからいつでも自由に異能を発動できるように俺が鍛えよう、」


「それは過酷なものですか……？」

炭治郎が心配そうに眉をひそめる


「いいや、使い方を覚えさせるだけだ、体力も筋力も関係ない。気力は必要だがな＿＿きっと鍛えれば一時的なものではく完全に傷を治癒することが出来るかもしれぬ、やるだけやってみよう」


「……はい」


「不満か？」

「いえ……あの、Aをあまり戦いに巻き込みたくないんです。だから……」

「甘ったれたことをいうな、どちらにしろいずれは能力を使うことになる、いざと言う時に使えなくては元も子もないだろう！

もし目の前で大切なものが死にかけていたらどうする、あの時鍛えていれば助けられたかもしれない。そうあの幼子に後悔をさせるのか？」


「……わかりました、よろしくお願いします！」

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