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リチャくんへ
リチャくんがこれを受け取る頃には季節が春になってることと思います。
私があの家をでた理由は、4つめのルールを破ってしまったからです。
というのは半分冗談で。
母に似て私もあまり身体が丈夫ではないみたいです。
なのであのタイミングで家を出るしかありませんでした。
黙っててごめんなさい。
本当は最期まで言うつもりなかったんだけど、
やっぱりどうしようもないくらい
私はリチャくんのことが好きみたいです。
それだけリチャくんに知ってもらえれば私は後悔はありません。
もしいつかリチャくんが私の知らない誰かと恋に落ちたら、
世界中の誰よりも幸福になってください。
追伸 晶哉は寂しがり屋さんなので、私の分も晶哉のこと気にかけてあげてね。
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作者名:うに | 作成日時:2024年3月11日 4時