どんな君だって ページ28
｢おはよ｣
｢おはよぉ♪｣
ううっ、甘い笑顔がまぶしい……
｢……あ、あのね、その………｣
｢あー、昨日の……｣
ベットに正座したから、私もベットに正座する
｢……………昨日、考えた｣
｢うん｣
｢私ね、やっぱり……………｣
沈黙が漂い、すずめの鳴き声だけが響く
｢そのっ…………ね…………？｣
・
・
"こんな私でいいのなら、隣にいさせてください"
｢えっ………ほ、ほんま？！｣
｢………こんななりで、釣り合わないかも知れないけど
私でいいなら……｣
｢やった…………やったあ！｣
ガバッと抱き締められ、その反動でベットに倒れた
心臓がキュッとなって、私も章大の背中に手を回した
｢俺………Aのこと、ほんまに好き。
絶対に守るから｣
｢うちも好き………｣
体勢が仰向けになり、章大が上になる
｢チューしてもええ？｣
｢………ぅん｣
ぶわっと顔に熱が上がる
ゆっくり重なった唇
何度も何度も、確かめるようにキスをした
あの言葉を言ってしまった
夜も、Aの事で頭が一杯だった
いつの間にか朝になって
ノックが部屋中に響き渡った
あーー、朝からこんなバクバクしてちゃ、血圧上がるわ(汗)
彼女が入ってきて、返事をまつ
なにこの沈黙。やたら焦らすやんこの子
"こんな私でいいのなら、隣にいさせてください"
時が止まったように感じた
この子が、喉から手が出そうな程自分の物にしたかったAが
俺の首席に？しかも、彼女
めちゃくちゃ嬉しかった。嬉しすぎて、おもいっきり抱き締めた
華奢な体が、自分の腕の中にスッポリ収まり
シャンプーの匂いが鼻にきた
愛しいって、こう言うことなんやね
本能的に、抱きたい気分になったけど
そこはまだ我慢
押し倒すような体位になり
キスをした
『愛する女のためだけ 全てを敵にしても守る』
そう心に誓った
終わり
ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←final answer
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 134人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちー(プロフ) - グリーンさん» ありがとうございます！(泣)そんなふうに思っていただけるだけでも嬉しいです( 〃▽〃)部活のコンクールが今週終わるので、、、それが終わって落ち着いたら更新します！ (2019年7月10日 22時) (
レス) id: 191a024957 (このIDを非表示/違反報告)
グリーン - 面白いで大好きです！ずっと待っています (2019年7月10日 7時) (レス) id: 387ceeb55f (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - ちーさんありがとうございます！面白いだなんて恐縮です！これからも頑張るのでよろしくお願いします！ (2018年10月13日 17時) (レス) id: 89a42fabbf (このIDを非表示/違反報告)
ちー - チョコさんの作品だったんですね!とっても面白いです!がんばってください! (2018年10月13日 13時) (レス) id: 5a8f9c10cb (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - りささん» 面白いなんて…(泣)嬉しいです！はい〜私ひなちゃん大好きなんです(笑)兄妹愛…書きたかったのです！いろいろ授業中とか毎日妄想してるので爆笑楽しみにしててください！これからもよろしくです(*^^*) (2018年10月7日 9時) (レス) id: 89a42fabbf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
