・ ページ42
紫耀side
紫「ほら、あーん」
廉の大好きなぶどう味のゼリーを食べさせてあげる。
ゆっくりだけど全部食べてくれた廉の頭を撫でて褒めてあげる。
紫「ん、良くできました」
試しに薬を見せたら、目をウルウルして拒否されたから、飲ませるのは止めた。
精神的なものだから、落ち着けばたぶん熱も下がるしね。無理に薬に頼らなくても。
廉と2人でベットに寝転び、努めて優しい声で話しかける。
紫「れーん、なんで廉は、閉じ込められたら怖かったの…？教えてくれる？？」
恐らくあえて黙っておいたんだろうけど、これからの為にも、知っておきたい。
廉「あんなっ、昔、部屋から出られんくなったことがあってッッ…めっちゃっ怖くてッッ」
手をぎゅーっと痛いほど握られる。
廉「何回もっ言おうと思ったんやけどッッ、バカにされたなくてっ」
紫「分かった、もういいよ。ありがとう話してくれて」
廉をぎゅっと抱きしめて、再び震えていた身体を摩る。
紫「もう大丈夫。これから何があっても俺らで守るから。だから1人で抱え込まないで、ね？」
廉のすっぽり抱えて込んでそう言うと、恥ずかしそうに、でも安心したように微笑む廉。
やっと笑ってくれた。
やっぱり廉には、笑顔が似合うね。
END
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 891人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
penguin(プロフ) - 更新待ってました(*^^*)無理をなさらず頑張ってください！ (2020年2月7日 0時) (
レス) id: 7387ff000b (このIDを非表示/違反報告)
るん - いつも楽しく読まさせてもらっています！無理はなさらず更新頑張ってください！ (2019年9月17日 20時) (レス) id: 6414725e33 (このIDを非表示/違反報告)
るん - はじめまして！リクエスト失礼します！ ストレスか何かでご飯が食べられなくなってしまうお話を読んでみたいです！ (2019年9月17日 20時) (レス) id: 6414725e33 (このIDを非表示/違反報告)
Mayu(プロフ) - という設定でお願い致します。 (2019年8月17日 22時) (レス) id: 7387ff000b (このIDを非表示/違反報告)
Mayu(プロフ) - リクエスト失礼ます！いつも読ませてもらってます(*´ω`*)えっと、高熱で、紫耀くんにすっっっっごく甘えたになってしまうお話がみたいです。紫耀くん以外は受け付けない感じでお願い致します。お薬は、廉くんが、病院で錠剤が嫌って言っていて、粉薬と、シロップと座薬 (2019年8月17日 22時) (レス) id: 7387ff000b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美華 | 作成日時：2019年6月16日 20時
