七十二話☆ ページ38
・
頂上戦争から数ヶ月が経った。
白ひげ海賊団はマリンフォードからの脱出後、バラバラの船に乗っていた家族を生き残った黒いモビーディック号に集め、その後造船所で新たな船…新・モビーディック号(と言っても外見や内装は前の船と同一)を入手していた。
「おいエース!!また書類に不備があったぞ!」
「悪ぃ悪ぃ!!後で直しとくから」
‘‘自分は生まれてきて良かったのか’’
その答えを知った一人の青年は太陽のような笑顔を咲かせ、‘‘家族’’から愛を受け取っている。
「エースゥゥゥ!!!お前またつまみ食いしただろ!?」
「げっサッチ!?」
一度は生死の境を彷徨った男もある日意識が回復し、リハビリを続けた結果以前のようにとはいかずとも、日常生活を送れるようになっている。
そしてそんな様子を、一人の少女と男が眺めていた。
「…エースの奴は相変わらずだな」
「だね。まぁでも、こんな日常がまた良いっていうか…ずっと、続いたらいいなぁって」
「安心しろ、今度こそ俺達が守ってやるよい」
「おお、頼もしい。じゃあ…期待しておくね!」
「おーいウタ〜!何か一曲歌ってくれよ!」
「もちろん!モンスター、パンチ、二人も赤髪海賊団の音楽家何だからこっちに来てよ〜!」
天気は快晴
何処までも広がる青空の下、とある船では笑い声が響き、とある船では歌声が奏でられる。
「ねぇマルコ」
「ん?どうした」
「あのねあのね…」
私ね、今すっごく幸せだよ
モビーディック号は今日も平和である。
end
1249人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マシロ_mashiro(プロフ) - 翡翠さん» コメントありがとうございます!やっぱり仲違いしたままは後味が悪いですもんね。最後までご愛読ありがとうございました(*´▽`*) (2023年5月8日 7時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - コメント失礼します! 一気読みしてしまいました。最終的にそれぞれの、気持ちを話し合って和解できて良かったなって思いました。とても、面白かったです!! (2023年5月7日 23時) (レス) @page50 id: 18462604da (このIDを非表示/違反報告)
マシロ_mashiro(プロフ) - 文ストオタクの一般人さん» 過保護になりすぎないように執筆していたはずなのにいつの間にか…妄想って怖いですね笑、どんどん拡がっちゃいます。ご愛読ありがとうございました! (2023年3月14日 16時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
文ストオタクの一般人 - 皆過保護だけどマルコがwwめっちゃ良かった!、、、です! (2023年3月14日 8時) (レス) @page47 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
マシロ_mashiro(プロフ) - 桔梗さん» そう言っていただけると執筆したかいがありました!最後までお付き合い頂きありがとうございます!! (2023年2月10日 18時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:マシロ_mashiro | 作者ホームページ:http:
作成日時:2023年1月7日 15時