十一話 ページ13
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｢あ、Aさん！新しい衣装と携帯品が届いてたなの〜｣
と、早朝エマに言われた。最後に ｢とっても綺麗だったの｣ と意味ありげな笑みを浮かべられたのは気にしないでおこう。そして現在私は部屋に届いた衣装を試しに来てみたのだけれど…
｢…せ、清楚系｣
透明なスカートに雪の結晶の形をした髪飾り。上半身は水色や白色のドレスを連想させる服。
衣装名は SSR "スノードロップ"
スノードロップは冬に花が咲く珍しい植物で、白色の花びらをつけた可愛らしい花だ。
｢で、こっちが携帯品か…｣
SSR "
効果：エフェクトの変化
淤加美神…日本の雪の神か。エフェクトはなんだろう、雪が降るとかそういうのかな。
｢おーいA、昼の試合もうすぐ始まるぞ｣
｢え、もうそんな時間！？すぐ行くー！｣
今日の試合はお昼に一試合。メンバーは演奏家(私)・探鉱者・傭兵・調香師。マップは…
｢つ、罪の森？｣
これまた珍しいマップ…お遊びとは違うランクマと呼ばれる特殊な試合では実装されていないマップの一つ、罪の森。
正直暗号機やハッチといった重要な要素は全くと言っていいほど覚えていない…迷子にならないようにだけ気をつけるか。
＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿
｢あら、新衣装かしら？綺麗ね｣
｢え？……あ｣
ウィラにそう声をかけられ慌てて自分の衣装を確認する。そので私は思い出した…例の新衣装を試着している時、ナワーブに声をかけられてそのまま待機部屋に来てしまったという事を。
｢…ま、まずい。これはかなりまずいよウィラぁ｣
｢？別に似合ってるわよ？｣
｢そういうことじゃないんだよ〜！｣
問題なのは新衣装を着て来たことでも、似合ってるか似合ってないかでも無い。
今からでも着替えれば間に合うか、などと考えていると私から全ての選択肢を奪う扉を開く音が聞こえた。終わった……今回のメンバーにはナワーブとノートンが居る。この二人に新衣装なんて見せたら…
｢悪ぃ、おく………A？｣
｢わぁ、とっても綺麗だね｣
二人は待機部屋に入ってくるや否や私に視線を向けて凝視してくる。そして視線はそのままで私の元へ駆け寄り口を開いた。
｢ｽｩｯ……俺、この試合肉壁のためにストーカーするわ｣
｢奇遇だね、僕もだよ｣
｢｢タッグ成立だ｣｣
｢ふざけるな｣
絶対にこの試合は勝てないな…
負けを確証した瞬間だった。
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マシロ＿mashiro(プロフ) - 皆さんお久しぶりです。ちょっとずつ更新を再会出来たらなぁと思っているので、またよろしくお願いしますm(*_ _)m (余談ですが、名前をマシロに変更しました) (6月4日 13時) (
レス) @page19 id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
ルイにゃ(プロフ) - 【湖の宝石】さん» ｗｗｗｗお互い頑張りましょう (2022年9月30日 8時) (レス) id: c326ad8a0b (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - ルイにゃさん» コメントありがとうございます！現在かなりの亀更新ですがよろしくお願いします (2022年9月30日 8時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
ルイにゃ(プロフ) - んｗめちゃくちゃ面白いｗｗｗｗｗｗああｗｗｗイベント参加ありがとうございます！更新楽しみです (2022年9月30日 7時) (レス) id: c326ad8a0b (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - まゆさん» お待たせしました！どうなるんでしょうかね〜 (2022年9月19日 19時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
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