転生したら天才な彼から告られるって何事【ブルーロック】

２４話 ページ25

少し経って、９月が過ぎ１０月に球技大会が開かれた。凪たちのクラスは優勝。こういうイベント事めんどくさいからあんまり好きじゃないんだよね




雨「凪、お疲れ様」


凪「雨ー、疲れた」




雨「最後のやつ、見てたよ。スゴいじゃん」




もう距離感バグりすぎて慣れてきたわ。ギューッと抱きしめてくる凪の頭を撫でる





凪「みんな喜んでたり、悔しがってたりした。よくわかんないけど」


雨「人間は勝負事になると大体そんなもんだよ」




凪「おぶって······」


雨「潰れるから無理。これで我慢して」




そう言って、凪に手を差し出す。凪は無言で私の手を握る




雨「いつか出会えるから·······」



キミとこうやって話せるのは、今だけだし甘えさせてもバチは当たらないよね


￣￣￣￣￣￣￣￣￣


凪「誰かおぶって·······」



まあ、誰も聞こえてないんだろうけど




雨「凪、お疲れ様」


凪「(あ、雨だ······)」





疲れた俺は雨にギューッと抱きつく、雨は優しく頭を撫でてくれた。雨の手安心する······先ほどまでの疲れが少しはマシになった




凪「みんな喜んでたり、悔しがってたりした。よくわかんないけど」


雨「人間は勝負事になると大体そんなもんだよ」




凪「おぶって······」


雨「潰れるから無理。これで我慢して」





そう言って、手を差し出してくる雨の手を握った。雨は俺が手を握ると歩き出す




凪「·······(懐かしいな、前も似たようなことあった気がする)」




その時は手じゃなくてブレザーの裾で、初対面だった。今は、どこまでも優しい雨と一緒にいるのが一番好きだと思う

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