転生したら天才な彼から告られるって何事【ブルーロック】

２３話 ページ24

夏休みも終わり、秋に入った。たまに屋上に行くのも当たり前になってきてるんだよねー






雨「凪くんや。重いぞ」


凪「雨って小さいね」






雨「けんかする？」





凪は私を足の間に座らせ、バックハグ状態で私に体重をかける


ていうか、距離が相変わらず近い。もしかして、今玲王みたいな状態になってる？？？






凪「ねえ、雨」


雨「無視か。なんだい、凪くん」






凪「俺のこと名前で呼んでよ」


雨「·······え？」






え、今なんて？凪を名前呼び······？いや、まてまてまてまて！！玲王ですら凪呼びだぞ！？なのに、ただの友達でモブ枠の私が呼んでいいのか！？だめだろ！！！！






雨「いや、苗字の方が言いやすいから」





凪「誠士郎」


雨「凪くん」


凪「誠士郎」


雨「凪くん」





このやり取りを数回し、さすがにめんどくさくなる





雨「凪、しつこいっ」


凪「じゃあ、呼び捨てにして」




少し頭に血が上ってたからか、ついいつものように凪呼びしてしまった。名前呼びよりかはリスク低いし、苗字呼び捨てで妥協だよね······？





雨「·······わかったよ、凪」


凪「うん。今はそれでいいよ」





雨「凪······いい加減重いよ！」




とりあえず離してくれないかな！？さすがに、友達だとしてもこの距離感は恥ずかしいんだよ！！

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