転生したら天才な彼から告られるって何事【ブルーロック】

１０話 ページ11

凪と自己紹介してから、呼びやすいように呼んでる




凪「雨、数多い。あげる」


雨「いらんわ。こっちも手一杯です。あ、凪くん援護」





あ、ゲームの敵の話しね。まって、擦り付けてきやがった許せねえよ





雨「ああ、今日は負けたね」



凪「雨がいっぱい連れてきた」


雨「擦り付けてきた人に言われたくない」





今日も１回だけで終わり、お互い個別でゲームをする




雨「あ、この間の社会のテスト。凪が学年トップって本当？」


凪「うーん、覚えてない」




雨「そりゃそうだ」



なぜ聞いたんだろう。凪覚えてない確率100なのに



凪「なんで、みんな頑張るんだろうね。あんなにしなくても点取れるのに」


雨「······みんな、今よりもっと成長したいって思ってるからじゃない？」




凪「雨も？」


雨「全然。めんどいし」






凪みたいに天才じゃないから、ノー勉は無理だけど。みんなよりは勉強してない······まあ、人生２年目だし







凪「ふーん······競走することに意味なんてないのにね」


雨「それな。まあ仕方ないさ、生きている生き物の運命」





凪はゴロンと寝そべって私を見上げる。相変わらずデケェし顔がいい







凪「······俺の理解者って雨だけだよ」


雨「そうか？まだ、会えてないだけで他にも沢山いるよ」






凪「雨がいればいいや」




凪の顔を覗き込みながら言うと、目が合う。キミさぁ、そういうの言うと勘違いするやつ出てくるから軽々しく言うんじゃないよ

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