五年は組に忍たまじゃなくてくの一がいるらしい ２【忍たま乱太郎】

６９．六年生が？ ページ22

八左ヱ門「大体六年生は俺たちの話を全然聞こうとしない！」

兵助「一個下の学年はみんな言いなりになると思っているんだ！」

三郎「いつまで経っても子供扱いして」

雷蔵「尻拭いはいつも僕たち」

勘右衛門「他にもあんなことやこんなこと······もう我慢できない！」



五年生ーミヤ「六年生がなんだーっ！」


ミヤ「ちょっと、みんな落ち着いて！」



騒ぐな、騒ぐな！この流れはヤバいって勘が言ってる




乱きりしん「あ！」

ミヤ「？っうわ」



やっばい·······



乱太郎「あのー」

きり丸「みなさん」

しんベヱ「うしろ、うしろ」


ミヤ「私知らない······」


五年生ーミヤ「え？」




いつの間にか六年生の先輩方が後ろに立っていて、みんな顔がひきつる





文次郎「俺たち六年生がなんだってー？」



五年生ーミヤ「ひぃぃぃ！」

ミヤ「あらら」


みんな、ヤバいって顔に出過ぎです




きり丸「先輩方、どうしてここに？」



きり丸もめっちゃ冷や汗出てるね



伊作「今、実習から戻ったとこなんだけど」

小平太「それよりお前たち面白い話をしてたようだな」

長次「どういうことだ·······」



雷蔵「いやぁ、その」

三郎「どうもこうも」



三郎も雷蔵も冷や汗が



仙蔵「六年生にはもう我慢できないとかなんとか」

留三郎「そう言ってたか？しんベヱ」



しんベヱ「え？」


いきなり自身に聞かれ放心状態のしんベヱ


五年生「しーっ！」


しんベヱ「言ってました！」

乱太郎、きり丸「しんベヱ！！」




私たちがしーっ！と黙っててと伝えたつもりだったが伝わらなかったらしい······時すでに遅しで乱太郎ときり丸はしんベヱの口を塞ぐ



五年生のみんなはすっ転んだ。私はアチャーっと頭を抱えた

７０．私の不満→←６８．わかるわかる

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す