おくらとあおいおべんとうやさん３（緑＊青）

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◇◇



青「海？！」



緑「そう。夏休み海行かへん？」



青「行くー！行く行く！行きたい行きたい、やったー！海大好きー！おくら大好きっ！///」ギューーー！



緑「コラコラッ。味噌汁こぼれるっ(汗)///」



青「ああっ、ごめん(汗)つい嬉しくて///だって、この前行った時は浜辺までで海に入れんかったやん？」



緑「ふふ。今回は海パン持ってって散々遊ぼうな♪」



青「海パン！…待って！どうしよ、新しいの買わなあかんわ」



緑「そんなん、俺もやし」



青「じゃーさ、じゃーさぁ、一緒にお揃いの海パン買いに行こう///」



緑「えー、それ反対〜」



青「Σなんで？！」



緑「海に着いてからのお楽しみにするから♪…せいぜい可愛い海パン探して俺のこと誘惑してや〜ww」
サワサワ…



青「もう〜どこ触ってん///(拗)」ペチンッ



◇◇






青side



海の話が出てから一か月。その間着々と準備を進め、明日はいよいよ海に行く日♪



青「あー、早よ寝なって思うんやけど、全然寝られへん〜///」



…布団に入ってもう何分？いや、何時間かも。ずーっと天井眺めっぱなしで。これじゃあおくらが「早起きしてお弁当作らんでええからな」って言ってくれたん台無しにしてまう(汗)



うーん、うーーーんっ、、



青「あぁー！！！///」



寝返りと同時におくらが使ってる枕引き寄せて抱っこ！



すぅーーーーーーー、、、、



青「おくらの匂い大好きっ///」



枕にチューして、



青「なぁー、壁に掛けてある服と玄関のサンダル、どっちも新作やねんけど、おくら気に入ってくれるとおもう？///」



もちろん枕は返事をせんわけで(苦笑)



青「おくらぁ…///」ギュ









そう。



俺は信じて疑わなかった。朝が来て、おくらが迎えに来てくれて、「今日も可愛い格好してぇ///」って微笑みながらオデコにチューしてくれる事を。






なのに…



青「…運命って、いじわるやな(涙)」



明るくなった部屋で通話を切って、すぐに出た本音。



ついさっきはおんなじ口で



「仕方ないよ人間やもん体調悪くなる日もあるって。…今日は残念やけど、夏はまだまだこれからやし、また今度のお楽しみにしよ！…じゃ、お大事に。ちゃんと家で大人しくしてなあかんよ？…ばいばいっ」



…なんて、言うてたのに。



青「普通のテンションで言えた自分を褒めたりたい。だって、だってさ、やっぱり行きたかったもーん！」



うわぁーーーーんっ(涙)

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