wonderful×3

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ターミナルに入ると、出発便の電工掲示板を見上げてるおかん発見。俺らはそこでようやくおかんに追い付いた。



黄「…おかん、どの飛行機？あの上から４つ目の福岡行き？」



紫「ちゃう。その１時間後のや。」



黄「は!?なんでこんな早よ来たんよ？もっと寝れたやん！」



紫「何言うとんねん。途中で何かあったらどうする？これくらいがええんやて！」



黄「なにかてなんやねん…もう…」



紫「そー言いなや。それより、おかん、丸子が作ってくれたカードでピッと行けるしなギリギリまで外おれるで」



ガサゴソと財布を漁ってあったあった！とか言いながらカードを見せてくれる



丸子言うんは俺らのねぇちゃん



そんでそのカードは「まるちゃん高校合格おめでとう旅行」の時に作ったもの



紫「あんたらもコレあんねんからいつでもピッと飛行機乗ってきたらええんよ。な、章大」



青「………」



相変わらず口尖らさせてる



紫「なんやねんな、あんたはもう…」



おかんがそう言うて章ちゃんの様子を静かに見守ってると…









青「おかん、行かんでえ(涙)」



て、



今度は人目も憚らずおかんに抱きつき泣き出した

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