鶴が七十七羽 ページ7
「さて…どうするかな」
鶴崎の誕生日なんて知らなかったので
プレゼントなど用意もしていない
陸奥守にはああ言ったが、考えてもいない
本格的にまずいぞ
燭「鶴さん?何してるの?」
「光坊か…いやぁ主の誕生日の贈り物をどうするか悩んでいてな」
燭「聞かないの?」
「主の驚いた顔を見たいんだ」
俺がそう言うと
光忠は笑っている
何故笑うんだ、鶴丸らしくなっただろう
燭「主ってね、滅多な事では驚かないよ」
「知らせていない贈り物だ、きっと驚くさ」
燭「まぁ見られたら良いけどね」
そう言って光忠はその場から離れた
大方、厨当番なのだろう
俺が足止めしたみたいになってしまったな
……料理か
「頼んでみるか」
だったら行動あるのみだ
早めの相談が好ましい
でないと、厨一生出入り禁止になりそうだ
「光坊…!」
燭「え!?ちょっとどうしたの鶴さん!」
「頼む!主の贈り物に何か料理を作りたいんだ!」
燭「料理…?」
「嗚呼!主が驚くぐらい美味いやつを!」
歌仙「良いんじゃないのかい?どうせ僕等もそうするつもりだったんだから」
「有難い!」
燭「確かに人手が足りないとは思ってたし」
「任せておけ!手伝いぐらいはできる!」
何を作ろうか
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カノト(プロフ) - 真紅さん» 有難うございます!あんな感じで良かったのか不安でしたが、満足頂けて良かったです! (2017年12月2日 21時) (レス) id: a01b9f2740 (このIDを非表示/違反報告)
真紅(プロフ) - カノトさん» 拝見させていただきました。 凄い、こう、間極まって言葉が出てこないんですが、凄く良かったです! ありがとうございました!これからも応援しています! (2017年12月2日 19時) (レス) id: a4c5690381 (このIDを非表示/違反報告)
カノト(プロフ) - 真紅さん» リクエスト有難うございます!確かに本編じゃまんばちゃんとの絡みが未だ無いので頑張らせて頂きます! (2017年12月2日 19時) (レス) id: a01b9f2740 (このIDを非表示/違反報告)
真紅(プロフ) - まんばちゃんとの絡みが見てみたいです。一気見しちゃうくらい面白いです!寒くなって来たので御自愛ください。 (2017年12月2日 18時) (レス) id: a4c5690381 (このIDを非表示/違反報告)
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