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187.朝一発目 ページ7

ピピッ、ピピッ…



私のスマホのアラームが鳴り、バッと目を覚ます。
体が妙に軽いかと思えば、下着姿ということを思い出した。
そして、昨晩のことを思い出し、1人で勝手に顔を赤らめる。



早くアラームを止めたいのだが、無一郎が後ろからガッチリとホールドしている。
残念だけど、抱き枕としての役割はおしまいだ。



腰に回された手をそろーっと解き、そろーっとベッドから出る。
……大成功!
無一郎は気持ちよさそうに寝ている。



アラームを止め、フゥッと息を吐く。
とりあえず今から朝ご飯作って食べて、1時間目に行かないと。



ガシッ…!



『うわっ!!』



突然、後ろから腰を掴まれ、グイッと引っ張られた。
スマホがポーンと宙を舞い、見事ソファーの上に着地。
私は、ベッドの上に仰向けに着地。



「おはよ。」



そして、そんな私の上に、上半身裸の無一郎が乗っかってきた。
綺麗に両手首をホールドされ、身動きが取れない。



「朝起きて、彼女がいるなんて最高…。」



無一郎の寝起きの表情は、目が半分しか開いていない。
そして、話し方もふわふわとしている。



「Aの肌、気持ちいい。」



胸の辺りに顔を埋めたかと思うと、その周辺にキスをし始めた。



『んっ…あ…。
ダメだって…。』



朝一発目から何をしてくれてるんだ。
ダメだって、本当に!!



「ん?
気持ちよすぎてダメになっちゃう?
かわいい。」



ちっがーーーう!



『あっ…こら…っ!』



ちょっと!
何でブラのホック外してんの!
ダメだって!



『ンッ…。』



…ゴリッ?
当たってるってー!!!



『い、いい加減にして…!』



ごめんね、無一郎。
思いきり蹴っちゃって…。

188.ね?→←186.心の声 〜無一郎side〜



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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎 , ふろふき大根   
作品ジャンル:恋愛
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ひろか - あーー!もーー!興奮が収まりません!ちょくちょく出てくる原作の台詞とかもう最高でした!刀鍛冶編の「おい、いい加減しろよ、クソ野郎が。」の台詞には赤面でした!刀鍛冶編で、私の中で、top3には入る台詞だったのでもーあーあーって語彙力がなくなりました。 (3月9日 0時) (レス) @page47 id: 57ea2d5713 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 海斗から助けた所がものすごくかっこよくてもっと無一郎の事好きになりました♥️ (2023年5月8日 11時) (レス) @page44 id: 95d1cd5894 (このIDを非表示/違反報告)
もろん - 完結おめでとうございます!!(終わってほしくないよぉぉぉぉ)とっっっっっっってもオモシロかったです!! (2021年6月8日 14時) (レス) id: 2c8540451a (このIDを非表示/違反報告)
むむいむい君 - 完結おめでとうございます。いやもうマジで無一郎最高すぎる終わらないでーー (2020年12月12日 2時) (レス) id: fa7814fbb8 (このIDを非表示/違反報告)
無一郎 - 完結おめでとうございます!あの...また新しく無一郎くんの小説書いてもらえますか? (2020年11月21日 3時) (レス) id: 16e352d00b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朔夜 | 作成日時:2020年8月9日 19時

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