夜兎である私の転生先はコナンの世界！？[名探偵コナン][銀魂]

6話 ページ8

｢だーかーらー！私はあんなのと共犯じゃないって！｣

頭のかたい警察官ですねー……

｢いや、しかし君は今大金を持っているからなぁ……｣

目の前の刑事は苦笑いをしてきた。

そこで私は

ﾊﾞﾝｯ

通帳をみせた。

｢これでいいですか？｣

｢……はい。すみません。｣

なんで私の事情聴取はこんなに長いんだ。

ガチャッ

｢なんか近藤さんが俺達も事情聴取に参加しろって……………………A？｣

｢あ、マヨラー。｣

まさかここで会うとは思わなかった。

｢お知り合いですか？沖田さんはどこに？｣

｢お、おう。ちょっと待ってろ。おい、総悟ｫ！｣

ドSもいんのか。嫌だな。

｢うるせぇでさぁ。土方さん、それだからモテな………Aですかぃ？｣

珍しく沖田は目を見開いて私に声をかけた。

｢うん。お久しぶり。｣

｢……ﾁｯせっかく死んだと思ってたのに。｣

そう憎まれ口を叩かれたが、別に気にしない。
だって本人が……

｢……ｯｯ｣

泣いてるんだもん。

ダッと彼はどこかへ走り去って行った。

｢あの沖田さんが……｣

｢なんかごめん。｣

｢いや、お前は悪くねぇよ。それより。また会えてよかった…。｣

ギュッ

こいつからは相変わらず煙草の匂いがする。

｢土方さん、煙草臭いです。あと苦しい。｣

｢うるせぇ。お前がいなくなった後に俺達がどんな思いで過ごしていたか知んねぇだろ。｣

そう言われると私は何も言えなかった。

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