夜兎である私の転生先はコナンの世界！？[名探偵コナン][銀魂] (ページ45)

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43話ページ45

｢で？どっちが先に喧嘩ふっかけたんだ。｣

｢｢こっち。｣｣

私と神威はお互いを指をさし合った。

｢神威が先に喧嘩ふっかけたんだ。｣
｢いやいやいや何言ってんの？Aが俺に手合せの許可をくれたんでしょ？俺はそれを実行したまでだよ。｣
｢場所を考えろこの単細胞！｣
｢うるせぇ低身長！！｣
｢156cmは可愛い身長なんですぅー。｣
｢Aみたいなゴリラはいくら身長が可愛くてもモテないよ！｣

ぐぬぬぬぬぬぬと口喧嘩をしていると、また海坊主が私達に鉄拳を振り下ろした。

ゴチンッ

｢｢いってぇぇぇぇ…｣｣

頭かち割れるって！！
もう！色々と記憶が無くなっちゃうじゃん。

あれ？そういえばなんで海坊主いんの？
夫婦2人でラブラブ旅行行ってるんじゃないの？

｢ねぇ神楽。なんでこのジジイいんの？｣
｢私が呼び出したアル。｣
｢神楽の為だ。全力で走ってきた。｣

パネェよこの父親。

｢江華さんはどこに？｣
｢江華には少しの間待つように言っておいた。今はちょうどこの近辺を旅行中だ。｣

旅行とは一体……？
え、日本旅行とか？それとも東都1周とか？

｢ま、いいや。おっさん、江華さんによろしく言っておいて。｣
｢分かった。｣

そろそろ御暇しますか。

｢じゃあ私帰るね。神威、今度絶対に決着着けてやる。｣
｢望むところだ。｣

そう言って私たちは拳を軽くぶつけ合った。

さーてと。屋根とか電柱ぽんぽん渡って帰ろう。

トンッ

私の家まではこの道がベストかな。
飛んだり跳ねたりお手の物ってね！
(ごめんなさい作者がとうらぶ大好きなんです)

おや？なんかフラフラして歩いてるおじさんがいるなぁ。酔っ払ってんのかな？あ、塀にぶつかりそう。

ストンっ

｢大丈夫ですか？｣

ちゃんと人助けをする！それが私。

｢んぁ？ありがとうな、姉ちゃん…。おえっ｣
｢おぉう。袋あるんでどうぞ。｣
｢すまん……おぇえええええ……………。｣

キュッと縛ってこっそりおじさんに渡す←
あとは自分でどうにかしてくれ。

｢なんかお礼をしてあげたいんだけど生憎俺は何も持ち合わせてねぇんだ…。｣
｢そう、ですね……じゃあ、名前教えてくれません？｣
｢俺ぁ長谷川…長谷川泰三だ。｣

｢あ、マダオじゃん。｣

｢あぁ？そういや姉ちゃんどっかで見たこと…………………………ああああ！！！！てめぇ…Aか！？江戸最強の用心棒の！｣

やっべ。こいつに関わるとろくなことねぇよ…。