42話 沖矢side ページ44
なんてことだ……。
彼らが俺たちと同じ人間だとは思えん。
まるで戦闘に特化されているような身体能力だ。
「おらぁあああ!!!」
Aさんからの攻撃だ。空中で回し蹴りを相手の神威さんにくらわせようとするが神威さんは咄嗟の判断で避けていた。
Aさんが攻撃した方向には風が吹いていた。
いや、正確に言うと彼女が蹴りがあまりにも重く風を起こしたということだろう。
「もっと楽しもうよ!!A!!!!」
「うるさい神威!お前は黙れヨロシ!!」
ヨロシ……?
彼女の語尾はたまにツッコミたくなるようなものが交じる。
「このままいくとこの公園無くなるネ。銀ちゃん呼ぶアル。」
「公園が……?」
…………確かに、このまま戦闘をし続けたらそれに夢中になり過ぎた2人は恐らくその場の状況を無視し始めもしかしたら遊具などを破壊してしまう恐れがある…。
「あ、もしもし銀ちゃん?今ね、A姉と馬鹿兄貴が戦闘おっ始めちゃったから止めて欲しいんだけど…………………………………………切れたアル。」
おい。
この状況を止めるにはとてつもない戦闘力を持った者でないと…。ライフルの攻撃も蹴りで止められそうだ。
「仕方がないアル。最終兵器投入するネ。
……………………もしもしパピー?あのね、今すぐ米花公園に来て欲しいの。変な人達に絡まれたアル。怖いよー(棒)」
何故だろう。もっと混沌とした状態になる気がする。寒気が止まらない……。
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド
「なんだ!?」
地面が揺れている……地震か!?
「かぁぁぁぁぁあぐぅぅぅうううらぁあああああああ!!!!!!!!」
頭が眩しい中年男性が砂埃をたてながら走ってきた。まさか………数秒しかたってないぞ!?
「神楽!!無事か!?どこだお前を怖がらせたクソ餓鬼共ォオオ!!!」
目が血走っていて不気味だ……。
「そのことなんだけど、あそこで私を取り合って喧嘩し始めちゃったアル。パピー止めて説教するネ。」
この子供…恐ろしいな。
「あぁ。分かった。」
凄く良い声で戦いに夢中な二人のもとへ神楽さんの父は歩いていった。
本当に大丈夫だろうか。
「「うぉらぁぁぁぁぁあああああ!!!」」
まずい……2人ともトドメを刺しにいっている。一騎討ちと言われるものだな。流石にあれをくらうのはどんなに強くても危険だ。
「いい加減にしなさい!!!」パシンッ
嘘だろ?
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蓮(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます! (2020年1月19日 22時) (レス) id: c996e12483 (このIDを非表示/違反報告)
にわなずな(プロフ) - 18ページ再開じゃなくて再会です (2020年1月19日 20時) (レス) id: d640b39bc8 (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - 銀魂が超スーパーウルトラミラクル好き!さん» ご報告ありがとうございます!全然気付きませんでした……( ̄▽ ̄;)以後気をつけます! (2019年5月19日 10時) (レス) id: c996e12483 (このIDを非表示/違反報告)
銀魂が超スーパーウルトラミラクル好き!(プロフ) - 38ページ文字化けしてますよ! (2019年5月19日 9時) (レス) id: 05c8fb5aea (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - ゆきなさん» コメントありがとうございます!これからもキャラはどんどん出していきたいなって思っているので少々お待ち下さい! (2019年4月24日 21時) (レス) id: c996e12483 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蓮 | 作成日時:2019年4月2日 20時