夜兎である私の転生先はコナンの世界！？[名探偵コナン][銀魂] (ページ31)

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29話ページ31

……うーん。なんかなぁ…………。いや、でも気のせいかなァ。

あ、どうも。おはこんばんにちはですね。
なんか今下校中なんですけど、後ろに違和感を感じているんですよ。ちなみに神威は家にいます。どうせ奴は何かしらやらかすので。

やっぱり気になる。
よし。試そう。

めっちゃ早歩きをする。

スタスタスタスタスタスタスタスタ

そして止まる。

ピタッ

…………相手は随分とやり手なようだ。
凄くストーカーが上手。
同じ動きをしてきやがる……。

Aちゃんの本気を見やがれ！！

まずは平然を装って急に路地裏の角を曲がる。
で、もう一箇所曲がってすぐにビルの屋上付近までジャンプ！！！

スタッ

綺麗に着地したぜ！

あれ、ストーカー来ないなぁ。

( ﾟдﾟ)ﾊｯ！

｢まさかｯｯｯ！？｣

そう言って思いっきり上を見上げると、そこには___________

｢あ、バレちゃった。｣

(ガチの)ストーカーがいた。

｢え、マジでなにやってんの？｣

さっちゃんって銀時のストーカーでしょ？私銀時になんかそいつの件で用心棒頼まれたことあるよ？←
もちろん断ったけど。

｢……たが！｣
｢え？｣
｢アンタが私の銀さんを奪ったんでしょ！？｣
｢なんのことおおおおおおお！？｣

新八来い！！今すぐに！オラにツッコミを分けてくれぇぇぇ！！！

｢最近の銀さんはおかしいのよ……。｣

そう言った猿飛の顔はただの美人だった。

美女が少し下を向きながら目を伏せるとか最高やん？私のポジション的にも？

ね？ね？ね？←

あ、ちなみに今の『ね？』はクレッシェンドで言っていきますよ？←

｢アンタが神威とかいうクソガキに連れて行かれた時とか……銀さん、あの時と重ねていたのよ、あの表情………。｣
｢そっ…………か……。ちなみにさ？

あの時ってどの時？｣←

｢…………銀さんは全力で手を伸ばしたでしょ？｣
｢私に？｣
｢アンタ以外に誰がいんのよ。……全力で伸ばしたのに届かなかった。それが、アンタが死んだ時と重なっていたのよ……。｣

さっちゃんの目が少しだけ揺れたように見えた。

｢というか、よく知ってるね。私、さっちゃんがこの世にいるとは思わなかったよ！まあ会いたくは無かったんだけど……。｣
｢私は銀さんを見ているの！！…あぁ、銀さん。その死んだ目で私を見て、罵って、あわよくば殴ってぇぇぇぇ！！！！｣

｢おまわりさぁぁあぁぁぁん！！！｣

結果:新八不在の辛さを知りました。