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25話 ページ27

「うるさいですッッ」



シーーーーン



「あ、あの安室さんが…………怒った……。」

え、超びっくり。どのくらい驚いたかと言うと、新年号が発表される前に実はこっそり『令和』の文字が見えてた並にびっくり←←

「他のお客様のご迷惑です。それが分からないんですか?第一坂田さんはもう成人していらっしゃる。もっと周りに気を配るべきではありませんか?他の方々はまだ未成年ですが、もう高校生でしょう。大人に近づいていることを自覚してください。分かりましたか?」

「「「はい……。」」」

その光景は異様である。
なぜなら、あの温厚で紳士的だと言われていた安室が人を叱ったからだ。本当に腹が立っていたようで、怒りが伝わったAは震えていた。不思議と正座の体勢になった。

ピェェエエエエエエエエ←←
超怖いぃ…ここまで怒られることなんてないってばよぉぉ(泣)

「反省しましたか……?」

そう言った安室の目はまるで目の前のものを蔑んでいるような目だった。
そのため、銀時達4人の返事は

「「「はいッッッッ!!!!!」」」

大変キレの良いものであった。

「ならいいんです。」ニコ

プツンと糸が切れたようにしてAは気が緩んだ。目が熱いという感覚がした。

「お、おい。A、大丈夫か?」

銀時が私の顔を伺ってくる。

「どうして?」

私は周りの人を見渡した。
すると、みんな私の顔を見て驚いていた。

「Aさん…………すみません、やり過ぎました。」

どうして安室さんが謝るんだろう。そう思って、頭をあげるよう言った。

そして私は気付いた。
自分の目が濡れていることを。

ゴシゴシと目を擦ると、誰かの手によって止められた。

「そんな擦ると目が腫れてしまいます。濡れタオルを持って来るので少々お待ち下さい。」

そう言って安室さんは濡れタオルを準備してくれた。

「どうぞ。」

ひんやりとした感覚が私の目の周りを包んだ。

「すみません……。」
「どうして安室さんが怒るんですか?」
「流石に言い過ぎました。」
「いや、私達が騒ぎ過ぎました……。謝るのはこっちです。ごめんなさい…。」
「はい。これで終わりにしましょう!」
「フフッはい!」

「おい。Aってあんな可愛い奴だったか?」
「いや?少なくとも私たちの前では女じゃ無かったアル。」
「……男が出来ると変わるってこういうことですか?」
「はっ!?あいつ男いんの!?」

コソコソと話す万事屋を横目にコナンは苦笑いするのであった。

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(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます! (2020年1月19日 22時) (レス) id: c996e12483 (このIDを非表示/違反報告)
にわなずな(プロフ) - 18ページ再開じゃなくて再会です (2020年1月19日 20時) (レス) id: d640b39bc8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 銀魂が超スーパーウルトラミラクル好き!さん» ご報告ありがとうございます!全然気付きませんでした……( ̄▽ ̄;)以後気をつけます! (2019年5月19日 10時) (レス) id: c996e12483 (このIDを非表示/違反報告)
銀魂が超スーパーウルトラミラクル好き!(プロフ) - 38ページ文字化けしてますよ! (2019年5月19日 9時) (レス) id: 05c8fb5aea (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆきなさん» コメントありがとうございます!これからもキャラはどんどん出していきたいなって思っているので少々お待ち下さい! (2019年4月24日 21時) (レス) id: c996e12483 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年4月2日 20時

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