夜兎である私の転生先はコナンの世界！？[名探偵コナン][銀魂]

19話 ページ21

カラン カラン

店内にベルが鳴り響いた。
それとともに子供特有の高い声が私たちの耳にとどいた。

｢あれー？銀行にいたお姉さんだー！｣

｢……………ん？｣

え、これもしかして私のこと？
それだったら超絶めんどくさくない？
お願いします、こっちを見ないでぇぇぇぇ…

｢お姉さん？聞いてるー？おねーさん！｣
｢あ、あの私のことなのかな？｣
｢そうだよ！｣

はいおわたー。

｢お姉さん、お名前はなんていうの？｣
｢AAです。高校2年生です。趣味はジャンプです。｣

ん？これだとジャンプすることが好きみたいになってない？ただのキチガイにならない？え、これ大丈夫？

｢はっ馬鹿だな。｣

むきー！！！！何それ！！
鼻で笑うのやめろー？はらたつのりだから！？

｢？？へ、へー。僕の名前は江戸川コナン！そこの帝丹小学校に通ってる1年生！！｣

帝丹小学校かぁ。私も通ってたなぁ。
小学校の時はお楽しみ会とかいうやつでドッヂボールで本気で投げたら当たった子が壁に打ちつけられてしまうという可哀想な出来事が起きてしまったな。結果私は即退場となった。
いやー懐かしい。

｢おや、コナンくん。今日はどうする？｣

ここでまさかの安室さんもとい、降谷さん登場！

｢僕オレンジジュースがいいな！｣
｢うん、分かった。少し待っててね。｣

この子なんかめっちゃわざとらしいね。
腹立つわ〜笑笑

｢おい餓鬼。｣

うわ、晋助怖ｯｯ！？

｢な、なーに？｣

コナンくんちょっとあせってない？

｢何が目的だ。｣

目的……？こんな小さい子にこいつ何言ってんの？流石厨二病はイキってるから嫌ねぇ。

｢目的？僕、子供だからわかんなーい！｣

やべぇこの子超おもしれぇ←
私も小さい時に言いたかったな。同じセリフ。

｢胡散臭せぇんだよ。｣
｢し、晋助…｣

それは流石に言い過ぎだと言おうとしたその時…！

｢流石に言い過ぎじゃ無いですか？｣

コトンとコナンくんにジュースを置きながらも晋助に注意をしたのは安室さんだった。
メシアや……！！
私は切実にそう思ったのであった。

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