夜兎である私の転生先はコナンの世界！？[名探偵コナン][銀魂]

9話 〜回想〜 ページ11

｢ねーAー？メリーゴーランド乗ろ！｣

｢却下。私以外でお願いします。｣

｢ノリが悪いぞ！｣

｢あのピカピカするのは本当に嫌だ……馬ならちゃんとした馬に乗るし。あんなの乗りたくない……私のキャラに全くもってあわない。｣

｢わ、分かったよ。Aがそこまで言うのも珍しいし、ちょっと行ってくるね！｣

｢すまん。｣

今日は友人4人と遊園地に来ている。
正直スリルを求めてやってきたけどジェットコースターもそこまで高くないしつまらないな。
…………凄い高い乗り物がある。遅いけどクルクル回ってるー。面白そう。
あれ、ちゃんと入らないでゴンドラ？の上に乗れば多分あの乗り物風で揺れて結構スリルあんじゃない？？よし。行こう←

あれ？でもなんか人集りが…………。

｢何かあったんですか？｣
｢どうやらこの観覧車とどこか別の場所に爆弾が仕掛けられているみたいなのー。大丈夫かしら。｣
｢ほー。ありがとうございます。｣

またこの展開か。

んー？あそこのゴンドラっぽいな。
結構高い……真ん中の柱よじ登るか。

よーし。この辺からならとどくな。

｢おりゃっ！｣

ストッ

忍者みたいに静かにおりました。
あ、中の人びっくりしてる。すみません。

ガチャッ

あれ、簡単にあいた。

ブルブルブル

メールが届いたみたい。
誰からだろう……

ん？今日風邪ひいて来られなかった友人からだ。なになに？

米花病院に行ってベンチの下に黒いものがあってよく見たら爆弾だったんだけどどうしよう。

か。







ん！？爆弾！？
と、とりあえずこの人にこれ見せるか。

スッ

じっくり私の携帯を見つめ、
読み終わった頃にはとても驚いた顔をしていた。

すると、男の人は携帯電話を耳にあて、
｢萩原。米花病院のベンチの下を探せ。｣
と言った。

私は一安心してその場から飛び降りた。

ﾋｨｨｨ高いｨｨｨｨ！

ﾄﾞｫｫｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵﾝ

着地音が爆発したときと同じ音な件について。

決して体重が重いわけではない(と思いたい)

なんかゴンドラにいた人焦った顔してるなぁ。着地したところすごい凹んでる。やべぇな。
急いで帰らないと捕まるなぁ。

遊園地に一緒に来た方の友達に連絡いれよ。
米花病院に行ってきます。
……と。これで完了。

え？友達の見舞い？行かないよ？←







作者から

一部修正しました。

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