Ep.40 ページ41
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廊下に出た瞬間、響き渡るギュルギュルという音。
それを辿れば、男子トイレに辿り着き。
「───ココ男子トイレだぞー?」
一瞬バレたかと思ったけど、それはさっき教室を飛び出して行った香帆に対するもので。
「・・・どこまで知ってんの」
香帆は、なにか作業中らしき先生に向かって冷たく声をかけた。
「誰が投稿したかなんて調べようと思えば出来るはず。ほんとは知ってるんでしょ?
・・・はッ、皆の前で懺悔させようとしても無駄だから!
あんな投稿バレたらそれこそ人生終わったも同然。今まで築き上げてきたものが全て崩れ去る・・・!」
声が、出なかった。
香帆が、あれを投稿したっていうの?
澪奈は、香帆のこと大好きだったんだよ?
澪奈が香帆に、何をしたっていうの?
言いたいことはたくさんあった。
なのに、声が出なくて。
なんで、なんで、って、もうそれしか出て来ないくらいに気が動転して。
「ずいぶんやり逃げXに肩入れするんだな?
───名乗り出なきゃ誰か死ぬぞ」
先生は作業する手を止めないまま、言う。
それはもう、香帆が犯人だって知ってるような口調で。
「・・・別にいいよ。私じゃなければ」
自分が殺されなければいい。
そう言い放った香帆は、トイレから出てきて。
『・・・香帆』
私の表情をみたさくらが慌てて私を後ろに下げた。
「・・・あの、これなんだけど・・・」
澪奈がさくらにあげたハンカチを持ってる。
この件に関しては口出ししちゃダメだ、と思った私は、震える手をおさえて2人の会話を聞く。
さくらの言おうとしたことが、わかった。
「・・・今の聞いてたの?」
でも香帆は、さくらのそれを遮る。
「───・・・聞いてたよ」
いつの間にかいた諏訪ちゃんが、話にスッと入り込んできた。
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寿司 - 何度も見返しております。 そのくらい大好きです! (2019年1月19日 17時) (レス) id: 1641cbc119 (このIDを非表示/違反報告)
のに - 最高です。ストーリーめっちゃ好きです。 (2019年1月15日 19時) (レス) id: 7e4ee45a06 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ☆(プロフ) - ↓誤字がありました、すみません!これからも、楽しみにしています!です! (2019年1月15日 10時) (レス) id: ea2cee480d (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ☆(プロフ) - はじめましてオレンジです!あなた様の作品を楽しく見ています!!頻繁に更新をしてくださりありがとうございます!これからも、楽しみにしていましています! (2019年1月15日 10時) (レス) id: ea2cee480d (このIDを非表示/違反報告)
地咲 - 好きです(真顔) (2019年1月15日 2時) (レス) id: f98b79cb93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しぃも | 作成日時:2019年1月7日 21時