世界で一番難しい恋【QuizKnock】 (ページ19)

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早稲田大学の最寄り駅から3駅、駅から5分程歩いた時だった。

山｢このマンション｣

山本さんが指をさした方向には、白とグレーで色が整えられたマンション。

結構新しそう。

エレベーターで4階まで登り、"オフィス"と呼ばれる部屋の前まで来ると、山本さんが｢ちょっとまっててね｣と言って、先に入った。

んーなんか緊張する…。笑

＿＿

30秒ほどすると、ドアが開いた。

山｢ごめんね！どうぞ、入って！｣

あ｢…失礼します

あ。｣

山本さんの後ろ姿に隠れて、気づかなかった。

伊｢あー、どうもこんばんは～

いきなり頼み事なんてして本当にすみません…。

伊沢拓司です！｣

え、やっぱ伊沢さんだよね？！？！

私がお母さんに散々語られた東大王の伊沢拓司さんだよね？！

軽く、いや結構パニックだよ私？！

えぇ？！

あ｢あ、どうもこんばんは

AAと申します！

今日はよろしくお願いします！｣

伊｢Aさんね！

あ、どうぞあがってあがって｣

伊沢さんを先頭に玄関からリビングへ向かう。

リビングに入った途端、緑の髪の人と、眼鏡をかけ男の人が目に入った。

どちらも私に気づいて、体を向けて会釈をしてくれた。

伊｢今日ナレーションお願いした、山本の後輩のAさんです！｣

福｢よろしくね～

福良拳です｣

川｢川上拓郎です｣

眼鏡をかけた人は福良さんで、緑の髪の人は川上さん。

よし、覚えた。

あ｢AAです

よろしくお願いします｣

再度自己紹介をした。

福｢じゃあAさん、いきなりで申し訳ないんだけど、…＿＿＿＿｣