検索窓
今日:5 hit、昨日:72 hit、合計:54,356 hit

. ページ6

.



『それはなにわ男子に選ばれなかったから?』

「それが大きな原因ではあるけどもう私の最大の力は出したなって。」



ここまで頑張ってきたけど選ばれないのはしょうがない。

これが自分の限界なんではないかなって。

中学三年生で高校生から普通の女の子に戻るって良いタイミングだと思うし。


1人の女の私を大切に育ててくれたジャニーさんには直接言いたくて、態々東京まで来た。



「って言うのをジャニーさんに伝えてきました」

『…Youさ、HiHi Jets入らない?』

「はぁ?」



何を言うのかと思ったら意味わからないことを言い出すジャニーさん。

辞めるって言った人に加入の話普通する?

何なら東京やんなんて思ってたらジャニーさんは真剣な顔していて。


若しかして巫山戯とかじゃなくてガチのヤツ…?

何回かYouの性格はHiHi Jetsだよって意味の分からないことを言われたけどまさか本気なのかもしれない。



「いや…、あの」

『どう?良いんじゃない?』

「HiHi Jetsは5人で出来上がってると思うので…。勿論遠慮します」

『んー、You入んなよ』

「てかHiHi Jetsのみんなの許可もとならいでそんなこと言っちゃダメでしょ」

『えー、』


作間くんが加入して勢いの増したHiHi Jetsの中に私なんか入れるわけが無いなんて思って断ったのにそれでも何処か納得のいってないジャニーさん。


その日は結局そのままで終わった。


梅芸も終わりクリパのリハーサルをしてる期間の時辞めると決意した私はこれが最後の松竹座かなんて思い毎日を楽しもうと思っていた。


そんな時ジャニーさんからの呼び出しがきて。


前、中途半端な感じで終わったし再度話すのだろうって思って開けた先にはジャニーさんといるはずのない5人がいた。


「…え?」


訳もわからず扉を急いで閉める。

まさかジャニーさん意味もわからず5人を連れてきて5人を困らせてる感じか…?なんて悶々と考えていたら急に開く扉。



井『なにしてんの?A早く入りなよ』

「あ、すみません…」



何年ぶりだよってくらい久しぶりに瑞稀に敬語を使って部屋の中に入る。


部屋の中には座ってるジャニーさんと立ってるHiHi Jets、そして意味も分からず混乱してる私というカオスな状況だ。



『YouはHiHi Jetsに入ってもらうから』

「だから!わたしアイドル辞めるってこの前言った!」

『でも決めたことだよ〜』

「いや私も決めたこと!」


ここは頑固な私とジャニーさんの戦いだったと思う。

.→←出会いそして別れ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (138 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
491人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆゆ - 名前が変換できないです😭 (2022年9月13日 16時) (レス) @page1 id: 3b2ac66a20 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:亜子 | 作成日時:2022年9月11日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。