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嶺『お疲れ様』

「嶺亜くんも、お疲れ様」

嶺『もう、大阪へ帰るの?』

「今日泊まって明日帰るの〜」

橋『えー、帰るの早くない?寂しい』

「あ、涼くん」

橋『今日全然話せなかったから寂しくてこっち来た〜!瑞稀もさっきAの事探してたよ』

「ほんと?探しに行ってくる〜」



手を振る2人に見送られ探していたら案外直ぐに見つかった彼。

近づた私に気づいたのか目が合ったがその顔は眉間にしわがよっていてとても良いとは言えない表情だった。



「瑞稀くん?」

井『なに?』

「今日話せなかったし、涼くんが探してるって言ってたからこっちに来たんやけど」

井『は?はしもっちゃんに言われて俺のところに来たの?』

「瑞稀くん怒ってる…?」

井『そう思うんだったら、そうなんじゃない?』



そう吐き捨て部屋を出ていく瑞稀を当時の私は呆然として見ることしか出来なかった。

その後すぐ瑞稀を怒らせた事と見たことの無い瑞稀への恐怖から涙が止まらなくなっていると慌てて嶺亜やはしもっちゃんがこっちへやって来た。



橋『ちょ、Aどうしたの?!』

「瑞稀くん、怒らせた〜」

嶺『あ〜、瑞稀何やってんだか』

「このまま瑞稀くんと話せないまま大阪帰りたくないんやけど〜」



普段泣かない私が泣いてるもんだからスタッフさんまでもが気にかけてこっちに来て話を聞いてくれる。

話を聞いたスタッフさんがどこかへ行ったと思ったら半べそかいてる瑞稀を目の前に連れてきてくれたが、私たち二人の間は気まずい空気が流れた。



嶺『瑞稀?ちゃんと言わないと分からないよ』

橋『ほら、Aと次会うの何年後かもしれないんだから仲直りしようよ』

「瑞稀くん…」

井『いっつも俺のところに一番最初に来てくれるのに来なかったのは何で…?』

「瑞稀くん探してたんだけどいなくて」

嶺『それは本当だよ、俺も探してるの見てたし』

井『じゃあ俺のことが嫌になって嶺亜の方いたとかじゃないよね?』

「んなわけない!」

井『ごめん…、俺の勘違いで勝手に怒っちゃって』

「私も泣いたりしてごめん…」

橋「ほーら、2人で仲直りの握手しな!え、またA泣いてんじゃん!どうしたの!?」


握手をした時仲直り出来た嬉しさからまた泣いた私を3人が笑いながら見てたことも今でも覚えているし、仲直り記念で撮った何故か4人の写真も今でも大切にとっている。




「あの時の瑞稀は嫉妬したりして可愛かったなー!」

井『うるせえよ!』

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ゆゆ - 名前が変換できないです😭 (2022年9月13日 16時) (レス) @page1 id: 3b2ac66a20 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:亜子 | 作成日時:2022年9月11日 19時

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