癒し係なんて冗談じゃない【SEVENTEEN】

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WZ「よろしく…とは言ったものの、ジアを何とかしないとお前、一週間後にはここ辞めなきゃダメになる」

おっふ…2年間は耐えないとダメなんだけどな。
壮絶な2年を送らないとダメになるのか…？

JN「じゃあ今から僕達の部屋で作戦会議しようよ！いいでしょー？」

HS「頭良いな！ジュニ！よし、行くぞー！」

またもや急に引っ張られる腕。
今度はコケないようにしっかり走った。




HS「では、第1回！作戦会議を始めます！裁判官は俺ーー！！」

何で作戦会議なのに裁判官居るんだよ、なんてツッコミは心にしまった。

WZ「いつもどんな感じだっけ…」

JN「気づいたら皆辞めてるよねー。なんかヒョン達に怒られてる現場はよく見かけたけど…」

え、私は最年長達に怒られるの？
豆腐メンタルにそれは鬼畜だって

『私怒られるんですか！？』

JN「怒られそうになったら、ジュンオッパーって呼んで！」

無理だろ。

HS「え！？何、ジュニのことジュンオッパって呼んでんの！？」

『呼べって言われたので』

HS「え！じゃあ俺のことはホシオッパって呼んで！な！な！？な！！！」

WZ「じゃあ俺ウジオッパ」

『いやなんでだよ！！…あ…』

やべ、声出た。

JN「Aちゃん…そんなに大きな声出るんだね！」

『…空耳です』

WN「それは無理があるwww」

最悪だ。お淑やかな女になるって決めたのに…

HS「さっきの方が絡みやすいからさ、さっきみたいなキャラで来てよ！」

『…お淑やかな女性にならないとダメなんです。私』

WZ「何で？」

『…私…わだじっ…』

情緒不安定すぎだろって思ったそこの貴方、ご名答。私は絶賛傷心中なんです。

『元彼にっ…”女らしくなくて萎えた”って理由で…フラれだんでずっ…』

あの時の言葉を口に出すと、悔しさで涙が出て来た。引かれるから止めようと思うのに全然止まらない。

JN「何それ酷い！！」

HS「……おっ俺は味方だぞーーーっっ！」

元彼最低！って言っているジュンオッパ、何故か一緒に泣いているホシオッパ

頭を撫でてくるウジオッパ、ハンカチとティッシュを渡してくれるウォヌオッパ

WN「それで大人しい子演じてたの？」

『…だっで…男はうるさい女無理っで…元彼が…』

JN「そんな奴忘れなよ！！僕は元気な子好きだよ！」

『うわぁぁジュンオッパァァァ』

私は久しぶりに大号泣した。
溜まってたモヤモヤを彼らが晴らしてくれた。
鼻水と涙でグシャグシャな顔面は、お淑やかとは正反対だったけど。

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