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ジア side
アリンさんが来たのは正直予想外だったけど、結果オーライ。
Aちゃんが自爆してくれたから♡
JH「…アイツは良い奴だと思ってたのにな…」
ジア「…」
この人達の中に、私以外の女がいることが許せない。
SC「もう大丈夫だからな、ジア。また俺達が守るから…」
ジア「…ありがとう…オッパ…」
JH「頼ってな?」
ジア「うんっ…」
皆が私のことを守ってくれる。
皆に愛されている自分が大好きだ。
JS「…アリン…」
ジア「久しぶりにアリンさんに会えて嬉しかったけど…やっぱりまだちょっぴり怖いかも…」
JS「…そうだね。アリンがいつか昔みたいに戻ってくれるのを願おうね」
昔みたいに戻る?冗談じゃない。
そしたら、皆の心の中にはアリンさんしかいなくなるじゃない。
戻らせるわけない。まぁ、もっと言えばアリンさんは何一つ変わってないんだけどねっ♡
SG「ウジヒョン達は何でAさんの方についてるのかな」コソッ
VN「それは僕も思ってた。なんかウジヒョン達、ジアヌナと最近仲良くないよね。だからじゃない?」コソッ
そう。
何でジフナ達はAちゃんの方につくの?気に食わない。気に食わない。気に食わない。
ジュニもスニョンもウォヌもジフナも…同い歳の私を守らないとおかしいじゃない。許せない…
ジア「…多分、Aちゃん…ジフナ達に嘘を吹き込んでるから…私っ…ジフナ達とっ…」
これじゃあ私の理想には程遠い。
オッパ達に可愛がられて、同い歳の人達に愛されて、弟達に慕われる。
そして”理想の私”が完成するんだから。
JH「ジフナ達には俺らからその事実を伝えるから安心しな?大丈夫だから」
ハニオッパが私を抱きしめてくれる。
そう、これ。これがいいの。
ジア「ありがとう…っ…」
私は皆の”お姫様”。
Aちゃんはやっぱり要らないのよ。
JH「ここに居る皆でちゃんとジアを守ろう」
DK「…あの…僕…」
JS「どうしたの?ソクミナ?」
何か言いたそうだが、中々言わないソクミナ。
嫌な予感がするなぁ
DK「…あの僕、どっちにもつけません!!ごめんなさいっ…」
MH「ごめん、僕も。」
…は?
何よそれ。どう考えても私の方が可愛いのに。何で?意味が分からない。
…ここで感情的になっちゃダメ。全てが崩れちゃう
ジア「…そっか。そうだよねっ…」
JH「…何で?ジアは被害者だぞ?」
DK「…ごめんなさい。僕は…Aを責めることがどうしても出来ません…」
…笑わせんじゃないわよ。
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しらこ(プロフ) - はじめまして。面白くて一気に読んでしまいました!パスワードを教えていただきたいです (5月5日 23時) (レス) @page50 id: 017d61e151 (このIDを非表示/違反報告)
濵田妃奈乃(プロフ) - 初めまして!パスワード教えていただきたいです (5月3日 23時) (レス) id: 7d3d26ccae (このIDを非表示/違反報告)
ichi(プロフ) - 初めまして!パスワードを教えて頂きたいです。 (4月13日 9時) (レス) id: 19e2b404c4 (このIDを非表示/違反報告)
くく(プロフ) - はじめまして!パスワード教えていただきたいです! (4月13日 1時) (レス) id: 7ba68955da (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - パスワードぜひ教えてください🙇 (4月11日 19時) (レス) @page50 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すい | 作者ホームページ:http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時:2020年1月9日 1時