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リビングに通されると中に居たのは、大量の男・男・男。
社長「皆、新しい家政婦さんだよ」
『立花Aです』
顔を上げると何故か睨まれていた。睨まれる理由が皆目見当もつかないけど。初対面だし。
SC「社長、もう家政婦はジアだけで良いってこの前言いましたよね?」
社長「もう1人居ないとジアさんも大変だろう?」
ジア「…大丈夫ですけどもう1人居てくれたら嬉しいなぁって思います!」
語尾にハートを飛ばしてそう言う女の人。
これがもう1人の家政婦さんか…
うん!私とぜんっぜん合わなそうでいっそ清々しい。
社長「この子は前の家政婦達みたいに、君達に興味がある訳ではないんだよ」
ジア「よろしくね、Aちゃんっ」
顔は笑ってるけど目は笑ってない。怖すぎるよこの人。
『…どうも』
MG「愛想悪いね」
ボソッと呟いたの聞こえてるぞ、そこの人。
社長「今日から住み込みでやってもらうからね。くれぐれも仲良くね」
とだけ残してドアノブに手をかける社長さん。
ちょっと待て、このまま放置!?
『ちょっと待て待て』
社長「頑張って」
耳元でそう言ってから、部屋を出て行く社長。
次の瞬間、シーンとする室内。
何この空気。耐えれませんよ。
SC「俺らのことは…知ってますか?」
『…噂程度には?』
JN「僕はー?」
『…文俊辉さん』
実はさっき社長にプロフィールを覚えてと言われ、ネットで調べた。
だから一応全員分かる。たぶん。人の顔と名前を覚えるのは得意だから。
JN「すごいね!あ、じゃあ僕がこの家の案内するよー!」
文俊辉さんが、私の腕を取り急に引っ張るもんだから、バランスをくずしてそのまま崩れ落ちた。
JH「…コケた」
態々言わなくても分かるわこの野郎。
JN「ごめん、大丈夫?」
『大丈夫です』
JN「それじゃあ行こっか!」
文俊辉さんがリビングの扉を開けると、
WN「俺も行くよ」
何故かもう1人名乗りでて来た。
WN「俺の名前分かる?」
『…チョンウォヌさん?』
WN「正解」
その後、3人でトイレとお風呂場それぞれの部屋などを回りながら教えてもらった。
思っていたより単純な構造なんだな、宿舎って。
JN「覚えた?」
『はい、大体は。ありがとうございます』
JN「あ、僕のことはジュンって呼んでね?あ!ジュンオッパにしよ!!」
しよ!!って言われても、呼ぶの私なんだけどな。
WN「じゃあ俺はウォヌオッパ」
『分かりました』
どうやらこの2人は割とフレンドリーな人達らしい。
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しらこ(プロフ) - はじめまして。面白くて一気に読んでしまいました!パスワードを教えていただきたいです (5月5日 23時) (レス) @page50 id: 017d61e151 (このIDを非表示/違反報告)
濵田妃奈乃(プロフ) - 初めまして!パスワード教えていただきたいです (5月3日 23時) (レス) id: 7d3d26ccae (このIDを非表示/違反報告)
ichi(プロフ) - 初めまして!パスワードを教えて頂きたいです。 (4月13日 9時) (レス) id: 19e2b404c4 (このIDを非表示/違反報告)
くく(プロフ) - はじめまして!パスワード教えていただきたいです! (4月13日 1時) (レス) id: 7ba68955da (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - パスワードぜひ教えてください🙇 (4月11日 19時) (レス) @page50 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すい | 作者ホームページ:http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時:2020年1月9日 1時