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『絶対許さない。謝れ。今すぐ謝れ!!』

アリン「A落ち着いて!私は大丈夫だから!」

ジアさんの胸ぐらを掴んだ瞬間

SC「そこまでにしろ」

地を這うような低い声。
そして、私の体はユンジョンハンがかけた水で濡れていた。

『…』

HS「Aっ!!」

ホシオッパが駆けつけて来てくれて、自分のTシャツを使って私の体を拭く。
その後、ウォヌオッパがタオルを持って来てくれた。

JS「A、とりあえず落ち着いた?…ところで何でアリンが居るの?」

アリン「関係ないでしょ。私はジフナ達に話があって来たの」

予想外の名指しに驚いているウジオッパ

ジア「怖かったっ…スンチョルオッパぁっ…」

エスクプスさんに抱きつくジアさん。
抱きつく寸前、ジアさんはこちらを見てニヤリと勝ち誇ったように笑った。

悔しい…悔しい。

JN「ダメ。今ここで感情的になったら負けだよ」

WN「耐えて、A」

ジュンオッパが私を抱きしめながら耳元で呟く。ウォヌオッパは隣で私の手を抑えていた。

『大丈夫』

本当は今すぐにでもアイツを殴りたい。土下座なんかじゃ済まさない。
人の大切な家族を奪っておいて、責任どころか少しも罪悪感も抱いてないなんてありえない。

アリン「とりあえず上がらせてもらうね。ジフナと…スニョンとジュニとウォヌ…ちょっと話があるから来て」

WZ「分かった。じゃあ俺の作業室行こ」

ジュンオッパに手を引かれウジオッパの作業室に向かう。
その間、やっぱり他のメンバーからの視線が痛かった。そりゃそうだ。傍から見れば私がジアさんに襲いかかったようにしか見えない。

でも皆気づいてよ…
エスクプスさん。貴方の腕の中にいるその女、殺人犯だよ。
貴方達を支え続けてきたアリンオンニの大切な妹を奪った奴だよ。

こんなのあんまりだ。

ジア「怖かったぁっ…うぅ…」

加害者のくせに。
なんでアイツが泣くの?
なんで…

JN「Aちゃん…」

皆の前で失恋の愚痴以降で泣いた所を見せたのは初めてだった。
泣きたくなくてずっと耐えていたのに、1度気が緩むと涙腺は崩壊してしまうらしい。

『ごめんなさい』

WZ「その”ごめん”は何に対してのごめん?状況はまだよく分かんねぇけど、お前が理由なく叩く人間だと思ってない。だから謝るな」

前を歩いていたウジオッパが振り返って、ぶっきらぼうにそう告げる。

『ありがとう』

何に対してのありがとうかは分からない。
信じてくれて?慰めてくれて?
分からないけど、ありがとう。

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しらこ(プロフ) - はじめまして。面白くて一気に読んでしまいました!パスワードを教えていただきたいです (5月5日 23時) (レス) @page50 id: 017d61e151 (このIDを非表示/違反報告)
濵田妃奈乃(プロフ) - 初めまして!パスワード教えていただきたいです (5月3日 23時) (レス) id: 7d3d26ccae (このIDを非表示/違反報告)
ichi(プロフ) - 初めまして!パスワードを教えて頂きたいです。 (4月13日 9時) (レス) id: 19e2b404c4 (このIDを非表示/違反報告)
くく(プロフ) - はじめまして!パスワード教えていただきたいです! (4月13日 1時) (レス) id: 7ba68955da (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - パスワードぜひ教えてください🙇 (4月11日 19時) (レス) @page50 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すい | 作者ホームページ:http://twitter.com/sui_no_heya  
作成日時:2020年1月9日 1時

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