癒し係なんて冗談じゃない【SEVENTEEN】

21 ページ24

ジア「とりあえずさ！始めようよぉ？」

ジアさんの猫なで声で、やっとリーダーさん？がトランプをシャッフルしてる。

JH「こんだけ人数多いと、終わったら暇になるしペア組んだ方がよくない？一緒にペア組もう？ジア」

ジア「ハニオッパと組めるなんて嬉しいぃ♡」

という意見のおかげで、とりあえず隣の人とペアを組まされるハメになった。15人居るから、という理由でドギョムオッパが一人参戦。
必然的に私のペアはウジオッパ

DK「はい！罰ゲームありですか！？」

JS「もちろん」ﾆｺｯ

『負けられないね！ウジオッパ！』ｺｿｯ

WZ「お前、マジで罰ゲームきついから覚悟しとけよ…。あと、絶対ウォヌに悟られるな」

『分かったよ。(多分)大丈夫』

やるのはババ抜き。
ウジオッパは、私にカード持たせる係をさせてくれた。
多分面倒くさいから、ババ抜きしたくないだけだと思うけどね！

皆がカードを引いていき、次は私の番。ウォヌオッパが私の持ってるカードを引くのだけれど…

WN「…こっち」

『…(よし)』

WN「…やっぱりこっち」

『…(嘘！？ダメダメダメダメ)』

無言を貫いているのに、何故かウォヌオッパは楽しそうにしている。

WN「…顔出すぎwww」

『え！？』

WZ「…(負けたな、これ)」

何故だ！？
ウジオッパのほうを振り向くと、あさっての方向を向いて黄昏ていた。
あぁ、どうやら私は諦められているらしい。

『…よし、バッチコイ！』

野球部のような掛け声で気合いを入れ直すが、またもウォヌオッパは笑っている。
何で顔に出るんだろうか…

WZ「お前よくこの状況でバッチコイなんて言えたな」

WN「じゃあこれ引くねw」

『ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！！…あ、すみません…』

もう少しでジョーカー持って行ってくれそうだったのに！！
しかも叫んだせいで皆こっち向くし…

JN「よし来い！！Aちゃん！！」

ジュンオッパがカードを持って待機している。よし、今度こそ…

『こっち！！』

JN「…」

『いや、こっち…』

JN「…」

全っ然分かんない。ずっと真顔！！勝てるわけがない！！

『…ウ、ウジオッパ…』

WZ「手遅れ」

いやぁ！！もう参加する気も無いじゃん！この人！！
もうやけくそだ。どうせババは私が持ってるんだし！
適当にカードを取る。

『…』

揃わなかった…

WZ「何でお前だけそんなにカード持ってんの？」

『分からない』

WN「さっきから1枚も揃ってないだろw」

『…今から揃い出す』

多分

22→←20

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す