癒し係なんて冗談じゃない【SEVENTEEN】

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WN「何で手赤いの？」

ウォヌオッパが、私の手を持ち上げながら聞く。
ヤバい

『あー…さっき転んだ時に変な手のつき方しちゃったらから…？』

WN「ドジ」

ムカつくけど否定出来ない。

HS「ヤーー！！二人っきりで話すなよー！」

JN「ちょっと！！僕も入れてよー！」

うるさい…鼓膜破れるマジで…
隣で叫ぶ2人。

『うるさい…ここ嫌だ。ウジオッパの隣行く』

WZ「おう」

立ち上がった私の服を掴んで抗議するハムスターと猫を振り切って移動する。
ウジオッパとウォヌオッパの隣とか神席じゃん。

WZ「…お前その手、本当にコケただけ？」

ギクッ

じっと私の目を見つめて聞いてくるウジオッパ
見透かされそうで怖い。

『当たり前じゃん』

WZ「ふーん…」

誤魔化せたかな？
誤魔化せてない気もするけど、これ以上聞いてこないだろう。
なんか自分の爪見てるし。

WZ「…何」

じーっとウジオッパを見ていたら、横目でこちらを見てそう言った。
聞いてみようかな…
私はウジオッパの耳元に手を当て、コソッと言う。

『何でウジオッパは初対面の私に優しくしてくれるの？』ｺｿｯ

WZ「…誰かに何か言われた？」

『い、いや？』

WZ「誰に何言われたか吐け」

『いひゃい、いひゃいぃぃぃい！』

横から、頬の肉を摘みながら引っ張られる。痛い！

WZ「…言え」

『言わない！』

WZ「言わないってことは、言われたってことだな？」

『なっ！？カマかけたな！？』

やられた…

SG「えっ！？ウジヒョンが家政婦さんとあんなに楽しそうに話してるの初めて見た…！！」

あ、朝挨拶してくれた人。スングァンさん。

SG「どうやったんですか！？」

何を！？

MH「やめなよ、スングァニ。Aが困ってるよ」

SG「え！？ミョンホヒョンも仲良くなったの！？」

DK「僕もーーー！ねーー？？？」ﾆｺﾆｺ

『あはは〜…』

隣の隣の隣くらいでニコニコしてくるドギョムオッパ
鼻高いな…

JN「ちなみに僕とも仲良いよーー！」

それは見てたら分かるだろう。
適当に頷く。

DN「あの…トランプ始めませんか？」

そうだ。この人の言う通りだ。
欲を言うならば、ちゃっちゃと終わらせてこの部屋から退出させてくれ。
ジアさんに睨まれててそろそろメンタル限界。

WZ「で、誰に何言われたんだよ」

『よ、ようしぇいしゃんに…』

またまた頬の肉を摘まれる。

WZ「ジュニみたいなこと言ってないで早く言え！！」

絶対言わない。
「言うな」って目で訴えてる、ジョシュアさんがいる限り…

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