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とりあえず立ち上がり、ソファーに移動する。こんな地べたに座り込んでたら怪しいしね…

『痛た…実は脇腹折れてんだろ…』

息をする度に痛む脇腹。
こういう時、どうすれば良いのかも分からないし…息しないわけにもいかないよな。

HS「Aー!俺の部屋で皆でトランプ…どした!?」

ソファーの上で悶えていると、ホシオッパがリビングに入って来た。すぐに異変を察知して、駆け寄って来てくれる。

HS「大丈夫か!?…どした?オッパに言ってみな??」

『…大丈夫っ…』

息をする度に痛いんだから、話したら激痛。

HS「大丈夫じゃないだろ…お腹?お腹痛いのか?」

『…ちょっ…何してんの!?』

私をいわゆるお姫様抱っこし出すホシオッパ
何してんの!?は!?

HS「俺じゃ分かんないから、ウジとかに聞いた方がいいかなって!よし行くぞ?掴まれ!」

『お願い降ろして!!これはアレ!!生理!生理だから!!』

咄嗟に生理だと謎の言い訳をすると、優しくソファーに私の体が戻される。
そしてホシオッパはトマトの様に真っ赤。

HS「ま、まじか…ゴメンな!?デリカシー無かった…」

『ううん、大丈夫だよ…もう大丈夫だから、皆でトランプして来て?』

HS「ん?行かないよ。生理ってツラいんだろ?一緒に居る!」

私の頭を撫でながら優しい顔で言うホシオッパに、不覚にもドキッとした。

『大丈夫…』

HS「ダメ!!!次大丈夫って言ったら腹にチョップする!」

それは今、冗談でも恐ろし過ぎる言葉だ。

『…ありがとうwでもさ、今そんなに痛くないから本当に大丈夫だよ?』

そう言うと、じゃあ!!って言って

『は…?』

HS「じゃあ俺の部屋行こ!!」

違う。なんか違う。なんか違うぞ!?!?
ホシオッパはそのまま私をお姫様抱っこして、自室に連れて行く。

HS「入りまーす!!!」

『ちょ、オッパ声大きい!耳壊れる!』

ホシオッパの部屋には、結構な人が居た。…って言うより、全員いる。
もちろんジアさんも…
その全員の視線が一気に集まるわけで…

WN「何でホシはA抱えてんの??」

HS「女の子の日だから!!」

『おい、それ何も誤魔化せてない』

いつの間にか、脇腹の痛みはだいぶマシになっていた。

『降りる』

HS「じゃあホシオッパの隣座ってて」

ホシオッパとウォヌオッパの間に座らされる。
両方に知らない人だったらどうしようかと思ってたから割と嬉しい。

JN「ねーー!Aちゃんこっちおいでよ!」

『絶対やだ』

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しらこ(プロフ) - はじめまして。面白くて一気に読んでしまいました!パスワードを教えていただきたいです (5月5日 23時) (レス) @page50 id: 017d61e151 (このIDを非表示/違反報告)
濵田妃奈乃(プロフ) - 初めまして!パスワード教えていただきたいです (5月3日 23時) (レス) id: 7d3d26ccae (このIDを非表示/違反報告)
ichi(プロフ) - 初めまして!パスワードを教えて頂きたいです。 (4月13日 9時) (レス) id: 19e2b404c4 (このIDを非表示/違反報告)
くく(プロフ) - はじめまして!パスワード教えていただきたいです! (4月13日 1時) (レス) id: 7ba68955da (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - パスワードぜひ教えてください🙇 (4月11日 19時) (レス) @page50 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すい | 作者ホームページ:http://twitter.com/sui_no_heya  
作成日時:2020年1月9日 1時

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