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?「契約書さ」
その契約書は、確か私が意識を失う前に書いたやつ…
急いで契約書を見てみる
『…―擦濆みで家政婦をすること。▲瓮鵐弌爾疲れている時などは、身を呈して癒すこと。最低2年は勤めること。以上のことに同意します……って…は!?これ私がサインしたの!?』
?「そうだよ」ニコッ
ちょ、ちょっと待て!聞いてないぞ!?
母「丁度良かったじゃない、翔くんと別れてからあんた元気なかったし?」
そう、最近元彼にフラれて傷心気味だったって…そんな事関係ないわ!!
なんだよコレ!!おかしいだろ!?
『け、契約無効!大体こんな意識ない時に…』
?「それなら、君の治療費は一切払わないよ?」ニコッ
母「…行け」
『嘘だろ!?』
母「あんた、合計の治療費知らないでしょ!?元彼にフラれたからってあんたを養う金はないのよ!とっとと働け!甘えるな!!」
急に!?え!?急な母の変貌に驚きを隠せないんだけど!?
『ちょ、仮にも事故に巻き込まれた大切な娘でしょ!?』
母「そもそもアンタが周り見てないからダメなんでしょうが!ほら、先生呼んでさっさと退院するわよ!」
お母さんがナースコールを押し、看護師さんが来た。看護師さんが先生を呼んできて、多少の検査をして退院することになった。
『…』
先生「あまり無理をしないようにね」
『あ、ありがとうございます…』
何でもここはVIPの会員制の病院らしく、新しい患者が来たとか何とかで、直ぐに追い出されるらしい。
あっという間に病室から追い出され、病院の前で謎の家族とお別れ式。
なんだこれ。
母「準備はして置いたから、ほら鞄」
ドンっと私の足元にキャリーバックなど大量の荷物を置く母。
『…これ、私の荷物?』
母「足りなかったらまた送るから言いなさい」
『あ、うん』
既に頭が追いつかない私。
泣いているお爺ちゃんとお婆ちゃん。
笑っているお母さんとおじさん。
なんだこれ。
母「頑張りなさい!!」
『うぉっ…』
荷物と共に、私の好きな母特製のクッキーを渡される。
?「それじゃあ行こうか」ニコッ
おじさんが高そうな車のドアを開けてくれる。
『い、行ってきます(?)』
母「よしっ!」
車に乗り、車が動き出す。うぉっ…運転手付きかよ…さてはこのおじさん、金持ちか…
『…えっと』
?「それじゃあ、今から詳しい事を説明するね」
『あ、はい』
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しらこ(プロフ) - はじめまして。面白くて一気に読んでしまいました!パスワードを教えていただきたいです (5月5日 23時) (レス) @page50 id: 017d61e151 (このIDを非表示/違反報告)
濵田妃奈乃(プロフ) - 初めまして!パスワード教えていただきたいです (5月3日 23時) (レス) id: 7d3d26ccae (このIDを非表示/違反報告)
ichi(プロフ) - 初めまして!パスワードを教えて頂きたいです。 (4月13日 9時) (レス) id: 19e2b404c4 (このIDを非表示/違反報告)
くく(プロフ) - はじめまして!パスワード教えていただきたいです! (4月13日 1時) (レス) id: 7ba68955da (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - パスワードぜひ教えてください🙇 (4月11日 19時) (レス) @page50 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すい | 作者ホームページ:http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時:2020年1月9日 1時