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WZ「ほら、椅子空いたから飯持って来い」

『…え?…あ、は、はい!』

お皿に自分の分を盛り付けて、ウジオッパとホシオッパの間に座る。

HS「あーーー!腹減った!生き地獄!!」

『食べてくれてても良かったのに…』

HS「ヤーー!なんか嫌なんだよーー!」

隣で怒っている素振りをしているホシオッパ

『…ありがとうございます』

少し照れくさいが、しっかり感謝を口にすると、嬉しそうに私の頭を撫でながら「どういたしましてー!」と言っているホシオッパ

JN「僕は!僕はーーー??」

『ジュンオッパもウジオッパもウォヌオッパもありがとうございます!』

優しい人達だなぁ、本当に。
私も食べ始めようとした時…

ジア「…仲良いんだね」

目は笑っていないけど微笑んでいるジアさん。
とてつもなく怖いその視線に耐えられない。手が震えそう。

『…仲良いって言うかその…』

ジア「良かったね!ジュン達は優しいもんね」

JN「やったーー!」

ジア「あ、私ちょっと牛乳買ってくるね?」

ジアさんがリビングを出て行った瞬間、緊張が解けてドっと疲れが押し寄せた。

WZ「案外普通だったな。本当に他の家政婦虐めてたの?あいつ」

JN「んー…分かんない」

今日接した感じでは別に悪い印象は無かった。
そりゃ朝ごはんの件は若干イラッとしたけど、私を思っての行動だし…
じゃあ何で今までの家政婦さん達は辞めたのかって話だけど。

HS「…あ!時間やばい!!でもご飯…」

ホシオッパは私のことをずっと待っててくれてたから時間が無い様子。
そんな時はアレに限る。

『ちょっと失礼』

ホシオッパのご飯を奪い去り、ラップに包む。庶民の知恵。

『はい、どうぞ!』

ホシオッパにおにぎりを渡す。
私の家では遅刻ギリギリの時はいつもお母さんがおにぎりを作ってくれた。

HS「ヤハーー!ありがとうう!!」

『グエッ』

急に抱きついてくるホシオッパ
重い。そして何より恥ずかしい。現役アイドルからのハグなんて私には荷が重い

『うぉぉぉおお離れて下さい!ファンに殺される!嫌だ!死にたくない!』

HS「誰も見てない…でしょ?」

『何だその誤解を産む発言は!!』

次の瞬間、投げキッスを投げられてそれは流石に真顔で叩き落としてやった。

JN「振られちゃったね〜」

ジュンオッパがホシオッパを剥がしてくれたけど、ホシオッパは不服そうに頬を膨らませていた。

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しらこ(プロフ) - はじめまして。面白くて一気に読んでしまいました!パスワードを教えていただきたいです (5月5日 23時) (レス) @page50 id: 017d61e151 (このIDを非表示/違反報告)
濵田妃奈乃(プロフ) - 初めまして!パスワード教えていただきたいです (5月3日 23時) (レス) id: 7d3d26ccae (このIDを非表示/違反報告)
ichi(プロフ) - 初めまして!パスワードを教えて頂きたいです。 (4月13日 9時) (レス) id: 19e2b404c4 (このIDを非表示/違反報告)
くく(プロフ) - はじめまして!パスワード教えていただきたいです! (4月13日 1時) (レス) id: 7ba68955da (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - パスワードぜひ教えてください🙇 (4月11日 19時) (レス) @page50 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すい | 作者ホームページ:http://twitter.com/sui_no_heya  
作成日時:2020年1月9日 1時

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