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ジア side
ジア「また”ゴミ処理”しなきゃダメなのかぁ…楽しいけど面倒くさいんだよねぇ…」
残念ながら、この宿舎は私のお城。言うなれば、SEVENTEENは私のモノ。
今回のゴミは割と楽しませてくれそうだよなぁ…今までのゴミちゃん達は、ちょぉっと意地悪しただけで次々と辞めていっちゃったからやり甲斐無かったんだよね!
ジア「……味、滅茶苦茶にしたら楽しいかなぁ?」
ダメダメ、私!
それはもう少し後の方が面白いよ!
15人分の卵焼き?の塊。
1つ手に取って、口へ運ぶ。
ジア「…美味しい〜」
とっても美味しいなぁ!あの子、お料理上手なんだぁ♡使えるじゃん♪
ジア「ふふっ…使えるけど、要らないね」
バシッ
かじりかけの卵焼きをゴミ箱に捨てる。
ジア「あなたは使われる立場なんだから、余計なことしちゃダメだよぉ?」
ここは私のお城。
私以外の女は、使い捨てのゴミ。
『あ、ジアさん!皆起こして来ました!』
ジア「ありがとう」
そう言って微笑めば、微笑み返すAちゃん。
単純ね、昨日は私の事睨んでたのにwまぁ、単純な方が助かるけどね♡
皆が続々とリビングに入って来る。
見た感じ、まだ仲良さそうなわけじゃないわね。一応、釘を刺しておかなきゃ危ないかな??
SC「おぉー!今日はいつもと違う感じの朝ご飯だなぁ!」
私はAちゃんをキッチンへ呼ぶ。
『あ、運びますか??』
ジア「実はね、反日の人も多数居るの…だからさ、急に日本人のAちゃんのお料理を食べるのは抵抗があると思うのね?だから、とりあえず今日は私が作ったってことにしようと思うの!…もし、Aちゃんが傷付いちゃったら悲しいから…」
得意の涙目で首を傾げて聞いてみると、明らかに戸惑うAちゃん。
『…あ…えっと…じゃあ、一緒に作ったってことにしませんか??』
ジア「…うーん…それじゃあ食べてくれないかも…食材とか、無駄にしたくないし…」
『…あ、そうなんですか…じゃあそれで良いですよ!まずは仲良くならないとダメなんですね!』
悲しそうに笑うAちゃん。
すごく…すごく…
滑稽だなぁ!
ジア「今日の午後から、皆と仲良くなれば大丈夫だよ!さ、美味しい朝ご飯食べよ??」
『あ、はい!』
反日の人なんて居ないけどね。
素直でいい子だね、Aちゃん。でも私、そんな子ほど
ジア「…潰したい」
『え?何か言いましたか??』
ジア「ん?何も言ってないよー?」
あぁ、ムカつく。
本当“要らない”
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しらこ(プロフ) - はじめまして。面白くて一気に読んでしまいました!パスワードを教えていただきたいです (5月5日 23時) (レス) @page50 id: 017d61e151 (このIDを非表示/違反報告)
濵田妃奈乃(プロフ) - 初めまして!パスワード教えていただきたいです (5月3日 23時) (レス) id: 7d3d26ccae (このIDを非表示/違反報告)
ichi(プロフ) - 初めまして!パスワードを教えて頂きたいです。 (4月13日 9時) (レス) id: 19e2b404c4 (このIDを非表示/違反報告)
くく(プロフ) - はじめまして!パスワード教えていただきたいです! (4月13日 1時) (レス) id: 7ba68955da (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - パスワードぜひ教えてください🙇 (4月11日 19時) (レス) @page50 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すい | 作者ホームページ:http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時:2020年1月9日 1時