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JS「Aちゃん1人で百面相してたから言い出せなくてさ〜本当に面白いね、あんな事で怒るわけないじゃん？」
神様、普段温厚でチキンな私ですがそろそろ堪忍袋の緒がブチ切れそうです。
ヒヤヒヤしながら歩いていた私の心を返して欲しい、切実に。
『ヒヤヒヤしてた私の心を返して欲しいです』
JS「怒ってはないけどさ？Aちゃんから見ても僕ってよく笑ってるイメージなんだなぁって思っただけだよ」
『いつもカメラ前で鉄壁笑顔貼り付けてるじゃないですか』
JS「一応ジェントルマンってキャラで売ってるからね」
こんな時でも彼は鉄壁笑顔を外さない。
本当にいつ見てもジョシュアさんは笑ってる。と言うか笑顔を見せている。ジェントルマンのキャラの特性上と言うのもあるだろうが、恐らくその笑顔こそが彼のプロ意識の現れなんだろう。
だからたまに見ていて苦しくなる。
昔の私とは違うのは分かってるのに、無理に笑って周りに合わせてた自分を重ねてしまって苦しくなるんだ。
『辛い時も、笑うんですか？』
JS「勿論TPOに応じて…」
『じゃなくて、ジョシュアさんが辛い時です。笑いたくない時も笑うのって凄く疲れませんか？』
私は知ってる。
どんなに泣きたくても、笑ってないと精神が壊れてしまいそうな気がしてどんなに嫌な言葉を投げられても笑ったから。
たまに感じるジョシュアさんの危うさはやっぱり、昔の自分を重ねてしまうから。
烏滸がましいのは分かってるけど、精神を壊して欲しくない。
JS「辛い時もあるけど、顔が笑ってると心もそのまま麻痺して笑ってる感覚になるんだ。そうすると悲しくならないし、寂しくもない」
『寂しさは麻痺して受け流す物じゃないですよ』
JS「…そうだね」
『寂しいって感情は無理に消すものじゃ…』
いつかドユンオッパが言った。
「辛い時には笑えなんて言葉、消えてしまえばいいのに。辛い時は泣くものだよ。」
あぁ、そうだ。
雁字搦めで泣くことも出来なかった私を救ってくれたのも、ドユンオッパだった。
JS「じゃあ寂しさを埋めてくれるの？Aちゃんが」
寂しさを……埋める……
周りの圧力と自分自身への圧力。ドユンオッパはそれに押し潰されてるんじゃ……プレッシャーは良い影響を与える反面、使い方を間違えれば孤独の中に閉じ込められる。
スアオンニが私にドユンオッパを託したのはドユンオッパの孤独を埋めるため…？
だったら私はあの場から離れちゃダメだったんだ。
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よん(プロフ) - 素敵な作品で一気に読んでしまいました！更新楽しみにしています！！ (4月2日 18時) (
レス) @page34 id: 17dcf2bc33 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ - 更新楽しみにしてます！！ (12月2日 0時) (レス) @page34 id: 70f217a4be (このIDを非表示/違反報告)
犬飼いたい(プロフ) - 更新ぜひ..！！よろしくお願いします！！ (8月8日 0時) (レス) @page34 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 続きが気になりすぎます！！更新楽しみにしてます (7月27日 21時) (レス) @page34 id: 697dde3f4a (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 一気見してもうハラハラして次が待てませんんんん！うそです、無理しないでゆっくりでいいので更新待ってます！ (7月2日 4時) (レス) @page34 id: d5c63dc535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すい
| 作者ホームページ：http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時：2022年9月24日 20時
