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JN「あれ〜？何そのハンカチ！そんなの持ってたっけ？」
ドキッと心臓が音を立てる。
これは決して胸きゅんな胸の高鳴りではなく、己のセンスが壊滅的に悪いのが露呈するかもしれないという恐怖。
恐る恐る振り返ると、ディエイトさんに後ろから抱きついてるジュンさんの姿。
ジュンさんもイマイチ絡む機会が無くて話したことない方の1人なのに…
どうかバレませんように…
MH「貰ったんだよ」
JN「誰に？これシュ〇ックのハンカチじゃん！ミョンホって〇ュレック好きだっけ？」
MH「秘密。それよりヒョン、重い」
JN「……？あれ〜？メイクさんどうしたの〜？」
あまりにもガン見してしまったせいかジュンさんとバッチリ視線が合ってしまった。
バクバクと焦る心臓とは裏腹にジュンさんはメルヘンチックな空気を纏いながら近づいてくる。
落ち着け、適当に何か理由を付ければいい。
………どうしよう、ジュンさんに用事なんか無い。
『いや…えっと…』
JN「僕に用だった？それともミョンホ？あ、そう言えば体調大丈夫？昨日倒れたよね？今日休まなくて大丈夫なの？あんまり無理しちゃダメだよ！あ、僕今ポケットに飴入ってるからあげるね！ちょっと待って〜」
一応言っておくが私はジュンさんが目の前で何かを話し続けてる間、何も言葉を発していない。
次から次へとジュンさんの空気でコロコロと変わる話題についていけそうにない。て言うか既に置いて行かれてる。
「どっちのポケットに入れたっけ〜」なんて言いながら今日はたまたまポケットの多い衣装を着てるジュンさんは一生懸命飴を探してくれている。
MH「何やってんの、ヒョン…」
JN「ん？メイクさんが飴欲しいって…」
言ってない。
私は言っていない。
ディエイトさんにブンブンと首を振って言ってないと訴えかけると、ディエイトさんはコクッと頷いた。
MH「ほらヒョン、Aだって仕事あるんだから迷惑かけちゃダメだよ」
そう言ってディエイトさんは未だ飴を探し続けてるジュンさんの手を引いて行ってしまった。
ボーッとその光景を見ていると、ディエイトさんは空いている方の手で私があげたハンカチを揺らして少し振り返って口パクで「ありがとう」と言った。
やっぱりイケメンはやる事が違う。
名前を呼ばれるのは慣れてるはずなのに、今までの誰よりも自然な流れだったからか少しだけ、ほんの少しだけときめきそうになってしまった。
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ソア - とっても面白いです。ありがとうございます (7月7日 6時) (
レス) id: 5500a8d0d5 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 麗さん» お返事が遅くなってごめんなさい…執筆が遅すぎて完結タグが付いてしまいましたが、まだ続きます(；；) (2022年7月13日 15時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
麗 - もう更新はされないのでしょうか、、 (2022年6月18日 17時) (レス) @page49 id: 7bfaeb6c17 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - koro39さん» 数ある作品から選んでいただき、ありがとうございます！続編に続きますのでまたよろしくお願いします！ありがとうございます(^^) (2022年4月6日 8時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 千笑さん» 遅くなって申し訳ありません！そう言っていただけると本当に嬉しいです(；▽；)ありがとうございます、頑張ります！ (2022年4月6日 7時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すい
| 作者ホームページ：http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時：2021年3月16日 23時
