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緋山side
藍「とりあえず、終わったぞ」
とても手術に加わえる状態じゃなかった私は手術室の前のソファで座っていた
藍沢の言葉にビクンと体が動き、ゆっくりと藍沢を見る
緋「名取は、どーなの？」
恐る恐る聞いてみる
藍「傷は浅いが出血が酷かったが輸血した。とりあえずは大丈夫だ。今は寝ている。様子を見に行ってやれ、目が覚めた時1人じゃ不安だろう」
緋「……うん」
藍「大丈夫だ、命に別状はない。」
薄暗い廊下に藍沢の足音だけが聞こえた
藍沢が見えなくなって私はゆっくりと腰を上げた
緋「……行くか」
私が怖がってちゃダメ
私が名取を支えるんだ
少しだけ乱れた呼吸を整えて歩き始める
ガラガラ
緋「名取〜」
静かにドアを開け、名取の寝息が聞こえる元へ行く
名「すぅ……すぅ……」
まるで怪我なんてしてないみたい笑笑
チラッと名取にかかっていた布団をはぐした
上半身は普通なのに下半身は包帯やガーゼが巻き付けられている
すーっと包帯をなぞる
名「んっ、」
緋「あっごめん、起きた？」
名「緋山先生……」
緋「落ち着いた？痛いとこない？」
名「大丈夫ですよ笑 」
緋「そ、良かった」
名「あ！そう言えば緋山先生、俺がいないとダメなの〜てきなの言ってましたよね？笑笑」
緋「はぁ！？」
名「いや〜まさか緋山先生からそんな言葉が出るなんて笑笑」
緋「あんたねえ！人が折角心配してやったのになによその態度！！やっぱあんたムカつくわ」
そう思いながらも名取と話すことが楽しい
名「緋山先生、」
緋「ん？」
名「俺、これからも緋山先生に沢山教えてもらいたいことあるんで」
緋「どうしたの急に」
名「そういうことです。」
それだけ言って名取は眠りについた
それから数週間、すっかり傷も治り仕事に復帰した名取
名取が復帰してからは名取のペースに持っていかれイライラすることも増えた
でもやっぱり、私の隣には名取が必要みたい
〜END〜
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アーリー(プロフ) - メロンさん» 了解です！！ (2018年4月29日 7時) (
レス) id: a7b4c09da9 (このIDを非表示/違反報告)
メロン - 付け足しで名取先生を助ける時、藍沢先生が女装名取先生をお姫様抱っこする場面をいれてほしいです！何回もすみません！ (2018年4月29日 6時) (レス) id: 7b0b77d907 (このIDを非表示/違反報告)
アーリー(プロフ) - ☆りんりん☆さん» ホントですか！？嬉しいです！！またリクエストお願いします！ (2018年4月28日 23時) (レス) id: a7b4c09da9 (このIDを非表示/違反報告)
☆りんりん☆ - リクエストめっちゃ良かったです！なんか自分が思ってた以上にすごくて感動してるレベルです。ホントにありがとうございました！これからも頑張ってください！応援してます。 (2018年4月28日 23時) (レス) id: 4d0655b176 (このIDを非表示/違反報告)
メロン - ありがとうございます！ほんっとにうれしいです(^o^) (2018年4月28日 14時) (レス) id: 7b0b77d907 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アーリー
| 作成日時：2018年4月14日 17時
