名取先生の色々な日々

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名取side

藤川先生に言われて今は熱を測っている

ボーッとしながら藤川先生に体を預ける

藤「39度か……辛いな」

名「僕、つらく、ないよ？」

もう上手く喋れないくらい疲れた

藍「名取！」

名「あいざわ、先生？なんですか？」

藍「少し休め。」

名「ん〜、」

立つことさえも辛くて動きたくない

だけどやっぱり寝たい……

藤「しょうがない。藍沢、名取おんぶして連れてってくれ」

藍「なんで俺が」

藤「藍沢の方が安心して運べるだろ？それに……名誉挽回ってことボソッ」

藍「別に気にしてなんかない」

藤「じゃあ俺、白石達のサポートするわ。お前、ちょっと名取見てて」

藍「おいっ！」

どうして皆俺になすりつけるんだ……

藍「名取……乗れ」

名取の前で腰を下ろし手を広げて待つ

名「藍沢先生！！」

小さな体から感じる物凄い熱

藍「……行くぞ」

名「はぁい」

緋山が用意してくれたという病室まで名取をおんぶして行った


藍「名取、ついたぞ」

名「……」

藍「名取？」

名「すー、すー、あい、ざわ、せんせぇ……」

もう寝てるし……

ゆっくりベットに寝かせて、名取が起きる前に点滴をする

寝て入るけど、たまに苦しそうな顔をする名取

ここまで幼児退行するってことは相当なストレス溜まってたんだろうな

目が覚めたら話でも聞いてやるか

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