イナイレでヤバイ奴 (ページ10)

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明日人side

俺は決意したんだ。灰崎の悪行を世に知らしめて必ず一星を助けるんだ！

今日は調理実習でケーキを作る。俺の班は灰崎、一星、ヒロトの3人班だ。

作業に取りかかっていると灰崎が一星の頭の上で卵を割ろうとしている。

明日人「辞めろ！」

俺はすぐに灰崎の腕を掴んで卵を取り上げた。

一星「あ･･･」

灰崎「てめ！」

こちらを殺気に満ちた目で睨む灰崎。でも、これ以上一星に危害は加えさせなくない！

灰崎「大人しくしてろ。」

油断した瞬間、灰崎の足が勢いよく俺の腹にぶつかった。
　
明日人「ガッ！」

駄目だ。俺が止めないと一星がやられる･･･

明日人「先生！卵の割り方を教えてください！」

そう叫んだらすぐに先生が来てくれた。先生が近くにいれば灰崎も手を出せないはずだ。

新条「分かった。卵はまず軽くヒビを入れる。」

明日人「はい。」

新条「そしたらヒビの所を親指で抑えて割る。簡単だろ？」

明日人「はい！ありがとうございました！」

先生はすぐに行ってしまった。あとはどうすれば･･･

灰崎を見ると、小麦粉を一星にかけようとしている。灰崎の行動が早すぎる。

明日人「うわぁぁぁぁ！！」

俺はすぐにテーブルの上にあった材料を全て床に落とした。大きな音で全員がこっちに注目する。

灰崎「お前･･･何やって･･･」

タツヤ「どうしたんだ？」

ヒロト「お前とうとう狂ったか？」