イナイレでヤバイ奴 (ページ33)

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灰崎「消すって･･･そんなの殺人だろ！」

水神矢「そうだ。人を殺して手に入れる自由の先に本当の友情に巡り会えるんだ。だから一星には命で償ってもらう。」

こいつ普通じゃねえ。俺はそんなやり方で一星に償わせたくなんかない。

だいたいこいつはなんで簡単に殺そうとできるんだよ。それとも冗談なのか･･･

灰崎「殺して償わせるなんてどうかしてんだろ！俺は一星に法律で償わせたいんだよ。」

水神矢「そんな甘いやり方じゃ駄目だ。そんなことよりどうやって一星を殺るか考えよう。」

やっぱりこいつは本気だ。関わるべきじゃなかった。どうすればいいんだよ。

灰崎「俺は一星を殺してまで償わせたくはない。」

水神矢「まぁ、そろそろ授業が始まるし、また後で一緒に考えよう。」

そう言って教室に戻る水神矢に続いて俺も教室に戻った。

本気であいつが一星を殺そうとしてるなら止めるべきか。いや、でもあいつが俺関係なしに一星を殺せばそれはそれで解決･･･そういう訳にもいかねえか。

水神矢side

灰崎と俺との関係をより深くする為に一星はかなり邪魔だ。やはりあいつを殺してこそ灰崎との間に大きな友情が生まれる。

だが、灰崎があそこまで嫌がるなら殺すことは逆効果か･･･まぁ、その気になればいつでも殺れる。殺すのは後でもいいか。