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真っ赤な私と頼れる師範 ページ9

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宇髄「んで…そのタンポポ頭が
よく女と歩いてると…こりゃぁ
臭うな」







「臭う…?」







宇髄「ああ…俺が思うにはあれだ
金の臭いだな」








師範が言うには金で買収している
可能性高いってことだった。







(弟子になると考え方まで似ちゃうのか)








そしてそこまで言われる善逸って
一体…でももう可哀想だなんて思って
あげない。








「…どうすればいいんでしょう」








宇髄「お前はどうしたいんだよ」







「私は…善逸とまた前みたいに
戻りたい…でも善逸はそうは
思ってないんですよね…」







宇髄「…じゃあ派手に見返して
やろうぜ」







師範は妖しくニヤリと笑って
そう言った。







「見返して…距離置こうとは思って
ます。でも他にどうしたらいいか…」








宇髄「そんなの簡単だろ?この俺が
いるんだ。俺達が派手に恋仲らしく
振舞ってるところを見せつけに行くんだよ」








そう言うと師範は髪をおろして
手拭いで化粧を落とし始めた。








「え?!し、師範とですか?」








宇髄「他に誰がいるんだよ」







「いや…そのお嫁さん達に悪いですし
それに善逸にも全然会えないし」









宇髄「あーフリだフリ…こっちのことは
気にすんな。自分のことだけ気にしてろ
それにあいつに会えないなら会いに
行けばいいだけだろ」









私がでも…とまだ渋ると
不機嫌そうな顔になって…







宇髄「俺が恋仲役じゃ不満か?あ?」







「別にそうじゃないです。」







宇髄「なら決まりだな!
お前が派手にいい女だってことを
分からせてやろうぜ」








「師範…」







赤くなった顔を隠すように下を向くと







宇髄「あん?何赤くなってんだ?
…ははーん?俺に惚れるなよ?」








「惚れねーよ」








あ、敬語が外れちゃった。
師範が何か言ってるけど知らない。









(あーもう…早く顔元通りに
なってくれないかな…)

心配な私とパシリの君→←天邪鬼な私と優しい師範



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さめしゃち?(プロフ) - あっ好きです控えめに言ってめっちゃ好きです!!結婚しましょう← (2023年5月2日 22時) (レス) @page29 id: 94eab444ed (このIDを非表示/違反報告)
ミユモン(プロフ) - すごく面白いです!!更新楽しみにしてます🤍 (2021年10月27日 12時) (レス) id: 2ad0dd50d0 (このIDを非表示/違反報告)
愛しています(プロフ) - 泣いちゃった(´;ω;`) (2021年9月28日 18時) (レス) @page24 id: 98b7f3f08a (このIDを非表示/違反報告)
舞神楽(プロフ) - 長期でお休みしていたので終わりってことになってるっぽいですね。本当に待たせてしまって申し訳ありませんでした!これからちまちま更新続けてくのでまたよろしくお願い致します^( 'Θ' )^ (2021年9月28日 8時) (レス) id: e7a6c2be7c (このIDを非表示/違反報告)
嘘つきピエロ - 師範が凄いカッコイイ……!作者様、更新頑張ってください!! (2021年1月17日 20時) (レス) id: f059c2a2b0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:舞神楽 | 作成日時:2019年11月26日 2時

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