甘えたい私と糞師範 ページ7
.
「んー…腫れてる」
昨日散々泣いたせいで目元が
腫れて赤くなってた。
師範になんて言われるだろうか…
(心配…してくれるかな……)
こんなこと考えちゃダメだって
分かってるけど…やっぱり誰かに
聞いてもらいたかった。
「でも甘えてばかりじゃダメ…」
鎹鴉を呼んで今日の稽古はお休みに
してもらおう。鍛錬はいつもの倍で
屋敷内ですればいい。
そう思ってたのに…
鎹鴉「ダメだ！今スグこい！！
じゃネェと屋敷ヲ派手にブッぱなすゾ！」
「…」
(何それ脅し？もう脅しだよ師範…)
仕方なく顔に白粉を付けて誤魔化した。
宇髄「おう、来たか！あと少しで
来なかったら屋敷に爆弾仕掛けてたぜ」
俺お手製の特別派手なヤツをな
って付け加えて言った。
師範は本当に実行する男だから
怖い。冗談じゃないから
「来るに決まってるじゃないですか…
前に貴方に屋敷の一角吹き飛ばされた
ことがあるんだから…」
そうあれは風邪で寝込んでいた日のこと
うっかり鎹鴉で伝えるのを忘れて
寝込んでいたらいきなり爆発音がした。
何事って思ってフラフラと爆発音が
聞こえた方へ向かうと師範がいて…
宇髄「ん？何だ居るんじゃねぇか！」
あの時は風邪が更に悪化したのと
屋敷を直すのが大変だった。
宇髄「まだ根に持ってたのかよ…ん？」
師範は私の顔をジーッと見つめると
宇髄「何で白粉付けてんだ？」
「何でもいいでしょ…それより早く
稽古始めてください。」
それでも師範は目を細めながら
見てくるもんだから流石に目を
逸らした。
宇髄「…よし、ちょっと来い」
「え？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3025人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さめしゃち?(プロフ) - あっ好きです控えめに言ってめっちゃ好きです！！結婚しましょう← (2023年5月2日 22時) (
レス) @page29 id: 94eab444ed (このIDを非表示/違反報告)
ﾐﾕﾓﾝ(プロフ) - すごく面白いです！！更新楽しみにしてます🤍 (2021年10月27日 12時) (レス) id: 2ad0dd50d0 (このIDを非表示/違反報告)
愛しています(プロフ) - 泣いちゃった(´；ω；｀) (2021年9月28日 18時) (レス) @page24 id: 98b7f3f08a (このIDを非表示/違反報告)
舞神楽(プロフ) - 長期でお休みしていたので終わりってことになってるっぽいですね。本当に待たせてしまって申し訳ありませんでした！これからちまちま更新続けてくのでまたよろしくお願い致します^( 'Θ' )^ (2021年9月28日 8時) (レス) id: e7a6c2be7c (このIDを非表示/違反報告)
嘘つきピエロ - 師範が凄いカッコイイ……！作者様、更新頑張ってください！！ (2021年1月17日 20時) (レス) id: f059c2a2b0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：舞神楽 | 作成日時：2019年11月26日 2時
